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イントロ

酵素のはたらき

代謝の反応を、必要な場所で進みやすくする

細胞の中では、多くの代謝反応が進んでいます。酵素は、それらの反応を進みやすくする触媒です。酵素には、どんな物質にも同じようにはたらくのではなく、決まった相手にはたらきやすいという特徴があります。

定義

酵素

教科書では
酵素は、生物の体内の反応を進みやすくする触媒としてはたらく物質です。
言いかえると
反応の前後で酵素自身は基本的に使い切られません。少量でも何度も反応を助けることができます。代謝の多くは、酵素があることで生命活動に合った速さで進みます。酵素は反応の材料ではなく、反応を進める助け役として見ます。
定義

基質特異性

教科書では
酵素が、特定の基質にはたらきやすい性質を基質特異性といいます。
言いかえると
基質とは、酵素がはたらく相手の物質です。ある酵素は、どんな基質にも同じようにはたらくわけではありません。反応させる相手がある程度決まっているため、代謝の反応を細かく分けて進めることができます。
要点

酵素問題の見方

酵素が出てきたら、何の反応を助けるのか、どの基質にはたらくのかを分けて読みます。反応前、反応中、反応後で、酵素と基質の状態を順番に追うと整理しやすくなります。

  1. 1

    酵素は反応を進みやすくする

  2. 2

    基質は酵素がはたらく相手

  3. 3

    反応後も酵素は基本的に残る

  4. 4

    何にでも同じようにはたらくわけではない

図解酵素が特定の基質と結びついて反応を進め、反応後も酵素が残ることを示す図
酵素は特定の基質にはたらきやすく、反応後も基本的に使い切られません。
場面
ある酵素がデンプンを分解する例を考える。
順に考えると
デンプンに働く酵素は、デンプンという基質に対して反応を進みやすくします。反応後、デンプンはより小さな物質に分かれますが、酵素自身は基本的に使い切られず、次の基質にもはたらくことができます。
ここが結論
酵素は、反応の相手、できる物質、反応後の酵素の状態をセットで考えると整理しやすくなります。
注意

酵素は万能の道具ではない

確認

確認テスト

Q1

基質特異性の説明として最も適切なものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    酵素は反応を進みやすくする触媒

  2. 2

    基質は酵素がはたらく相手

  3. 3

    基質特異性は特定の基質にはたらきやすい性質

  4. 4

    酵素は反応で基本的に使い切られない

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