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イントロ

共有結合の結晶と高分子

共有結合は、小さな分子だけではない

共有結合でできた物質には、小さな分子の集まりだけでなく、原子が広くつながる共有結合の結晶や、長い分子である高分子化合物があります。構造の広がり方を分けて見ます。

定義

共有結合の結晶と高分子

教科書では
共有結合の結晶は原子が共有結合で広くつながった固体で、高分子は多数の原子がつながった長い分子です。
言いかえると
水や二酸化炭素のような小さな分子だけが、共有結合でできた物質ではありません。ダイヤモンドのように原子が広くつながる結晶や、ポリエチレンのように長い分子でできた物質もあります。同じ共有結合でも、構造の広がり方が違います。
比較
構造見方代表例
分子からなる物質小さな分子が集まるH2O, CO2
共有結合の結晶原子が広くつながるダイヤモンド、黒鉛
高分子化合物長い分子が集まるポリエチレン、PET

構造分子からなる物質

見方
小さな分子が集まる
代表例
H2O, CO2

構造共有結合の結晶

見方
原子が広くつながる
代表例
ダイヤモンド、黒鉛

構造高分子化合物

見方
長い分子が集まる
代表例
ポリエチレン、PET

共有結合という名前が同じでも、物質全体のつながり方は同じではありません。小さいまとまり、広がる結合、長い分子を分けて読みます。物質名を覚えるだけでなく、粒子モデルでどの広がり方かを説明します。

図解分子からなる物質、共有結合の結晶、高分子化合物を構造の広がり方で比べる図
小さな分子、原子が広くつながる共有結合の結晶、長い分子である高分子を並べています。構造の広がり方が性質や用途の違いにつながります。
要点

構造の広がり方を見る

共有結合の物質を見たら、分子のサイズやつながり方に注目します。

  1. 1

    小さな分子は分子単位で考える

  2. 2

    共有結合の結晶は原子が広くつながる

  3. 3

    高分子は長い分子として考える

  4. 4

    用途は構造の違いと関係する

場面
ダイヤモンド、黒鉛、ポリエチレンを比べる。
順に考えると
ダイヤモンドや黒鉛は、炭素原子が共有結合で広くつながった物質として扱います。水分子のような小さな分子が独立して集まっているわけではありません。ポリエチレンは、炭素と水素を含む長い分子が集まった高分子化合物として見ます。
ここが結論
共有結合でできた物質でも、小さな分子、共有結合の結晶、高分子では構造の広がり方が違います。例を分類するときは、まず粒子のまとまりの大きさを見ます。
要点

用途と結び付ける入口

化学結合の学習では、構造と性質、用途を少しずつ結び付けます。

  1. 1

    ダイヤモンドは硬い材料の代表例

  2. 2

    黒鉛は炭素の別の単体として扱う

  3. 3

    ポリエチレンは身近なプラスチックの例

  4. 4

    PETは繊維や容器の材料として見る

注意

共有結合=小さな分子だけ、にしない

確認

確認テスト

Q1

ダイヤモンドの構造の見方として最も近いものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    共有結合の物質は小分子だけではない

  2. 2

    共有結合の結晶は原子が広くつながる

  3. 3

    高分子は長い分子として見る

  4. 4

    構造の広がり方が性質や用途に関係する

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