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イントロ

周期律とイオン化エネルギー

周期表の位置から、性質の変化を読む

元素の性質はばらばらではなく、周期表の位置と関係して周期的に変化します。イオン化エネルギーは、原子から電子を取り去るために必要なエネルギーで、性質の傾向を読む材料です。

定義

周期律

教科書では
元素の性質が、原子番号や周期表の位置に応じて周期的に変化する規則性です。
言いかえると
周期表では、同じ族の元素に似た性質が現れたり、同じ周期の中で性質が少しずつ変わったりします。これは、電子配置や最外殻電子数が周期的に変わることと関係しています。周期表は、元素の名前だけでなく性質の規則性を読む表です。
要点

イオン化エネルギーの読み方

イオン化エネルギーは、電子を取り去るときの取り去りにくさの目安として読みます。値の大小は、電子の外れやすさを考える入口になります。

  1. 1

    大きいほど電子を取り去りにくい

  2. 2

    周期表の位置で大まかな傾向が変わる

  3. 3

    同じ族では似た性質が現れやすい

  4. 4

    細かな数値暗記より意味を読む

図解周期表の第2周期とイオン化エネルギーの大まかな増加傾向を対応させた図
第2周期を左から右へ見ると、イオン化エネルギーは大まかに大きくなる傾向があります。細かな例外や数値暗記より、位置と性質の関係を読みます。
比較
見方注目点分かること
同じ族縦に並ぶ元素性質が似やすい
同じ周期横に並ぶ元素性質が順に変わる
イオン化エネルギー電子の取り去りにくさ周期的な傾向がある

見方同じ族

注目点
縦に並ぶ元素
分かること
性質が似やすい

見方同じ周期

注目点
横に並ぶ元素
分かること
性質が順に変わる

見方イオン化エネルギー

注目点
電子の取り去りにくさ
分かること
周期的な傾向がある

周期表では、同じ族と同じ周期の両方を使って性質の規則性を読みます。

場面
第2周期の元素を、左から右へ見る。
順に考えると
第2周期では、左から右へ原子番号が増え、電子配置も変わります。イオン化エネルギーは細かな例外を除いて大まかに大きくなる傾向があり、電子を取り去りにくくなると読めます。ここでは数値暗記ではなく、周期表の位置と性質の変化を対応させます。
ここが結論
周期表の横方向には、性質が順に変わる見方があります。イオン化エネルギーはその代表的な読み取り材料です。次の化学結合では、この電子の取り去りにくさの見方も背景になります。
注意

細かな数値暗記が目的ではない

確認

確認テスト 1

Q1

イオン化エネルギーが大きいとは、どのような意味ですか。

確認

確認テスト 2

Q1

同じ周期で右へ行くほど、イオン化エネルギーは一般にどうなりますか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    周期律は元素の性質の周期的な規則性

  2. 2

    同じ族の元素は性質が似やすい

  3. 3

    イオン化エネルギーは電子の取り去りにくさ

  4. 4

    周期表は性質を読むための地図になる