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イントロ

火山災害とハザードマップ

降灰・溶岩流・火砕流を速さと範囲で分け、リスクを下げる

火山ハザードは、噴火で生じる火山灰、溶岩、火砕流など、人や社会へ危険を及ぼし得る自然現象です。 火山噴火に伴う降灰、溶岩流、火砕流の違いを読み、ハザードマップを避難判断へ使う方法を学びます。

定義

火山ハザード

教科書では
火山ハザードは、噴火で生じる火山灰、溶岩、火砕流など、人や社会へ危険を及ぼし得る自然現象です。
言いかえると
降灰は風で広域へ運ばれ、交通・呼吸・機械へ影響します。溶岩流は比較的ゆっくりでも高温で地形に沿って進みます。火砕流は高温の火山ガスと粒子が高速で流れ、極めて危険です。種類ごとに時間と避難方向が違います。
要点

現象の種類→速さ→地形・風→行動で読む

ハザードマップは過去の噴火、地形、想定条件から危険範囲を示します。色だけで安全・危険を二分せず、凡例、想定噴火、風向、谷地形、避難先を確認します。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    降灰は風で広域

  2. 2

    溶岩流は地形に沿う

  3. 3

    火砕流は高温・高速

  4. 4

    マップは想定であり保証ではない

図解噴火から降灰、溶岩流、火砕流へ分かれ、それぞれの移動特性を比較する図
中央の噴火から、風下へ広がる降灰、地形に沿う高温の溶岩流、谷沿いに高速で進む火砕流へ枝を追い、避ける方向と時間の違いを読みます。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    マップの想定噴火と凡例を確認する

  2. 2

    降灰・溶岩流・火砕流の範囲を分ける

  3. 3

    風向・谷・斜面と避難経路を重ねる

  4. 4

    更新情報と複数経路を使う低減策を立てる

比較
対象特徴・条件判断の意味
降灰風で広域交通・呼吸・機械
溶岩流比較的遅く地形沿い高温・埋没
火砕流高温・高速谷沿いを遠くまで
ハザードマップ想定範囲避難計画の資料

対象降灰

特徴・条件
風で広域
判断の意味
交通・呼吸・機械

対象溶岩流

特徴・条件
比較的遅く地形沿い
判断の意味
高温・埋没

対象火砕流

特徴・条件
高温・高速
判断の意味
谷沿いを遠くまで

対象ハザードマップ

特徴・条件
想定範囲
判断の意味
避難計画の資料

火山災害を全て同じ速度・方向とせず、現象ごとの移動特性から行動の優先を考えます。

場面
火山の南東に谷が延び、火砕流想定区域が谷沿い、降灰想定は当日の北西風で南東側へ広がっていた。
順に考えると
谷沿いの火砕流は高速で避ける時間が短いため、想定区域外の高い避難先へ早期に移る必要があります。降灰も同じ南東側へ影響し得ますが、風向で範囲が変わります。一本の道路が両区域を通るなら代替経路を検討します。
ここが結論
谷地形と風向をマップへ重ね、複数ハザードを避ける経路を立案できます。
注意

ハザードマップの色の外を絶対安全にしない

確認

確認テスト

Q1

火砕流の特徴として最も適切なものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    降灰・溶岩流・火砕流は性質が異なる

  2. 2

    速さ・風・地形を読む

  3. 3

    ハザードマップは想定条件付き

  4. 4

    最新情報と複数経路でリスクを下げる

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