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イントロ

太陽の誕生と水素核融合

重力収縮で生まれ、核融合で長く輝く段階を分ける

太陽の中心では水素の原子核が結び付き、ヘリウムになる核融合によってエネルギーが放出されています。 ガス雲の収縮から原始太陽ができ、中心で水素核融合が始まるまでを整理します。

定義

太陽の核融合

教科書では
太陽の中心では水素の原子核が結び付き、ヘリウムになる核融合によってエネルギーが放出されています。
言いかえると
太陽の誕生初期には、ガス雲が重力で収縮し、位置エネルギーが熱へ変わって原始太陽が高温になりました。中心温度が十分上がると核融合が始まり、現在の太陽が長期間放出するエネルギーの主な源になりました。
要点

誕生時の加熱と現在のエネルギー源を分ける

重力収縮は原始太陽を形成し中心温度を上げる段階、核融合は水素からヘリウムへ変わりながらエネルギーを出す段階です。燃焼のように酸素で燃えているわけではありません。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    ガス雲が重力収縮

  2. 2

    中心温度が上昇

  3. 3

    水素核融合が開始

  4. 4

    現在の主なエネルギー源

図解ガス雲の重力収縮から原始太陽が形成され、水素核融合が始まる流れ
左のガス雲が重力で収縮して中心温度が上がり、十分な高温・高密度で水素核融合が始まり、現在の太陽の継続的な放射へ至る順を示します。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    ガスと塵の集まりを出発点にする

  2. 2

    重力収縮で密度と温度が上がると考える

  3. 3

    中心が核融合条件へ達する

  4. 4

    水素からヘリウムへの核融合をエネルギー源とする

比較
対象特徴・条件判断の意味
重力収縮誕生時の加熱原始太陽形成
核融合水素→ヘリウム現在の主なエネルギー源
化学燃焼酸素との化学反応太陽の主過程ではない

対象重力収縮

特徴・条件
誕生時の加熱
判断の意味
原始太陽形成

対象核融合

特徴・条件
水素→ヘリウム
判断の意味
現在の主なエネルギー源

対象化学燃焼

特徴・条件
酸素との化学反応
判断の意味
太陽の主過程ではない

太陽形成の初期過程と、形成後に長く輝くエネルギー源を時間的に分けます。

場面
太陽が石炭のような化学燃料だけで現在の明るさを出すと、地球の年齢よりはるかに短い時間で燃料が尽きる計算になった。
順に考えると
化学反応では太陽が数十億年輝くエネルギーを説明できません。中心の高温・高密度で水素がヘリウムへ変わる核融合なら、質量の一部が大きなエネルギーとして放出され、長い寿命を説明できます。
ここが結論
時間尺度の不一致から化学燃焼説を退け、核融合を主なエネルギー源と判断できます。
注意

太陽を酸素で燃える火の玉にしない

確認

確認テスト

Q1

現在の太陽の主なエネルギー源は何ですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    太陽はガス雲の重力収縮から形成

  2. 2

    収縮で中心温度が上がる

  3. 3

    水素核融合が始まる

  4. 4

    核融合は化学燃焼とは異なる

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