上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

バックアップとRTO・RPO

戻せる時点と戻す時間を分ける

バックアップは取るだけでは不十分です。どの時点まで戻せるか、どれくらいの時間で復旧するかを分けて読むと、設計条件を理解しやすくなります。

定義

RTO・RPO

教科書では
RTOは復旧に許される時間、RPOは失っても許容されるデータ量や時点を表す復旧目標。
言いかえると
RTOは「いつまでに復旧するか」、RPOは「どの時点まで戻れればよいか」です。バックアップは、この目標を満たす手段の1つです。
比較
用語見るもの
RTO復旧までの時間2時間以内に再開
RPO失ってよい更新15分前まで戻る
リストア戻す作業バックアップから復元

用語RTO

見るもの
復旧までの時間
2時間以内に再開

用語RPO

見るもの
失ってよい更新
15分前まで戻る

用語リストア

見るもの
戻す作業
バックアップから復元

RTOとRPOは、どちらも時間の話ですが見ている対象が違います。

要点

判断の合図

問題文では、時間内に戻す話か、どの時点まで戻る話かを見る。

  1. 1

    RTOは復旧時間

  2. 2

    RPOは戻れる時点

  3. 3

    バックアップ頻度と復旧手順を考える

図解バックアップとRTO・RPOの設計判断を短いラベルで整理した図
RTOは復旧時間、RPOは戻れる時点を見る図です。どちらの条件が厳しいかでバックアップ設計が変わります。
場面
社内申請システムを障害から戻したい。
順に考えると
RTOが4時間なら、その時間内に復旧する手順が必要です。RPOが1時間なら、1時間より古いバックアップだけでは要件を満たしにくくなります。
ここが結論
バックアップ頻度と復旧手順は、RTO/RPOから逆算します。
注意

バックアップだけでは復旧時間は決まらない

確認

確認テスト

Q1

「2時間以内にサービスを再開したい」に最も関係する用語はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    RTOは復旧時間

  2. 2

    RPOは戻れる時点

  3. 3

    リストアは戻す作業

  4. 4

    バックアップ頻度だけで判断しない