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イントロ

売上高・売上原価・売上総利益

売上高と対応する売上原価から売上総利益を算出し、売上総利益率の変化を解釈できる。

売上総利益は、売上高からその売上に対応する売上原価を控除した利益で、商品やサービス自体の採算を示す。

定義
とは、売上高から売上原価を差し引いた利益です。
式から分かること
は当期の売上に対応する原価です。を使うと、売上規模が違う期間でも商品自体の採算を比べられます。
手順

売上高・売上原価・売上総利益を読む順序

  1. 1

    問題文から売上高と売上原価を拾い、同じ会計期間の数値か確かめる。

  2. 2

    売上高−売上原価で売上総利益を計算する。

  3. 3

    採算比較では売上総利益を売上高で割り、百分率へ直す。

  4. 4

    前期との差は販売価格、商品構成、原価上昇など複数の可能性に分けて考える。

要点

数値の意味を切り分ける

のこの段階では、売上総利益の段階では広告費や本社人件費を控除しない。それらは次の販売費及び一般管理費である。売上総利益率が下がった事実から原因候補は挙げられるが、価格低下か原価上昇かは追加資料なしに断定できない。金額比較では売上規模の増減に左右されるため、率も併記する。売上総利益額が増えていても、売上高の伸びより小さければ売上総利益率は低下し、商品一単位当たりの採算に注意が必要となる。

  1. 1

    売上総利益=売上高−売上原価。

  2. 2

    販管費は売上総利益の計算には入れない。

  3. 3

    率の低下理由は資料の範囲を超えて断定しない。

図解売上高・売上原価・売上総利益の固有の計算関係
売上高を売上原価と売上総利益に分け、両者の合計が元の売上高へ戻る採算の分解図です。
場面
A期は売上高800、売上原価520で売上総利益280、利益率35%。B期は売上高800、売上原価560で売上総利益240、利益率30%となった。
順に考えると
売上高は変わらない一方、売上原価が40増えたため、売上総利益も40減少する。比率は5ポイント低下した。この資料だけなら採算悪化まではいえるが、仕入価格と値引きのどちらが原因かまでは決められない。
ここが結論
問題中の「仕入」と「売上原価」を別々に囲み、販売済み分と在庫分の対応が示されているかを見る。
注意

売上高・売上原価・売上総利益で避けたい誤読

確認

売上高・売上原価・売上総利益の計算確認

Q1

売上高600、売上原価420の売上総利益率はどれか。

まとめ

ここだけ確認

  1. 1

    売上総利益=売上高−売上原価。

  2. 2

    販管費は売上総利益の計算には入れない。

  3. 3

    率の低下理由は資料の範囲を超えて断定しない。

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