イントロ
暖かいだけでは森林にならない
気温と降水量の二つの軸で植生を読む
広い地域で似た外観の植生と、そこに暮らす生物のまとまりをバイオームといいます。成立には気候が強く関わります。気温だけで判断せず、水がどれほど得られるかも合わせて見ることが資料読解の中心です。
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気温と降水量の二つの軸で植生を読む
広い地域で似た外観の植生と、そこに暮らす生物のまとまりをバイオームといいます。成立には気候が強く関わります。気温だけで判断せず、水がどれほど得られるかも合わせて見ることが資料読解の中心です。
気候資料では、先に気温、次に降水量を確認し、樹木の成長を制限する条件を探します。
低温では樹木の生育期間が短くなりやすい
降水が少ないと樹木に必要な水が不足しやすい
温暖で水も十分なら森林が成立しやすい
温暖でも乾燥が強ければ草原や荒原になり得る
| 相観 | 成立しやすい条件 | 判断の軸 |
|---|---|---|
| 森林 | 生育に必要な温度と水がある | 樹木が高く密に育つ |
| 草原 | 水分又は低温が樹木を制限 | 草本が広く優占する |
| 荒原 | 乾燥又は低温が特に厳しい | 植物被覆がまばらになる |
相観森林
相観草原
相観荒原
気温と水分のどちらが制限要因かを考えると、相観を説明しやすくなります。
年平均気温と季節変化を確認する
年降水量と乾燥する季節を確認する
樹木の生育を制限しそうな要因を選ぶ
森林・草原・荒原のどの相観が成立しやすいか説明する
温暖な地域でも森林ではなく草原が成立し得る主な条件はどれですか。
バイオームは相観が似た生物群集の大きなまとまり
成立には主に気温と降水量が関わる
温暖でも乾燥すれば草原・荒原になり得る
境界は概念的で、地域差や移行帯がある
理解がつながる順で、次のトピックへそのまま進めます。