上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

共通の起源と進化の見方

似ている理由を、枝分かれで考える

多くの生物に細胞やDNAなどの共通性が見られるのは、共通の祖先から枝分かれしてきたと考えると説明しやすくなります。進化は一直線に上へ進むことではなく、枝分かれしながら多様になる見方です。

定義

共通の起源

教科書では
異なる生物が、過去の共通祖先に由来する特徴をもつと考える見方です。
言いかえると
ヒト、植物、菌類、細菌は見た目も生活のしかたも違います。それでも、細胞やDNAのような共通点があります。このような共通性を、偶然の似ている点ではなく、長い時間の中で共通祖先から受け継がれてきたものとして見るのが、共通の起源の考え方です。
要点

系統樹は順位表ではない

簡単な系統樹では、どの生物が上か下かではなく、どこで枝分かれしたかを読みます。

  1. 1

    枝の分かれ目は共通祖先を表す

  2. 2

    近い枝ほど共通祖先が近い

  3. 3

    枝の先は現在見られる生物を表す

  4. 4

    一直線の進歩として読まない

図解共通祖先から現在の生物が枝分かれし、細胞やDNAなどの共通性が共通祖先と関係することを示す図
共通祖先から枝分かれしたと考えると、多様な生物に共通する特徴を一つの見方で整理できます。枝の先どうしを順位づける図ではありません。
場面
細胞やDNAをもつ生物が多い理由を考える。
順に考えると
動物、植物、菌類は形が大きく違います。それでも、どれも細胞からできていてDNAをもちます。この共通性は、それぞれが無関係に同じ特徴をもったというより、共通祖先から枝分かれしてきた関係と結び付けて考えると理解しやすくなります。
ここが結論
共通性は、多様な生物をつなぐ手がかりになります。似ている特徴を見つけたら、それがどの共通祖先に由来すると考えられるかを図で確かめます。
比較
見方よくない読み方生物基礎での読み方
進化下等から高等へ一直線枝分かれしながら多様になる
共通性偶然同じだけ共通祖先と結び付けて考える
系統樹生物の順位表共通祖先と枝分かれの図

見方進化

よくない読み方
下等から高等へ一直線
生物基礎での読み方
枝分かれしながら多様になる

見方共通性

よくない読み方
偶然同じだけ
生物基礎での読み方
共通祖先と結び付けて考える

見方系統樹

よくない読み方
生物の順位表
生物基礎での読み方
共通祖先と枝分かれの図

進化の図は、優劣ではなく関係を読むための図です。

注意

進化を一本道で考えない

確認

確認テスト

Q1

簡単な系統樹の枝分かれは、何を考える手がかりになりますか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    共通性は共通祖先と結び付けて考えられる

  2. 2

    進化は一直線ではなく枝分かれとして見る

  3. 3

    系統樹は優劣ではなく関係を読む図

  4. 4

    細胞やDNAの共通性は生物をつなぐ手がかりになる

次に進む

この流れのまま学習を広げる

理解がつながる順で、次のトピックへそのまま進めます。