1 / 11 ブロック9%

上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

神経系と内分泌系の協調

別々の経路が、同じ体を一緒に調節する

体の調節では、神経を介する情報伝達と、血液中のホルモンを介する情報伝達が組み合わさります。どちらか一方だけで全てを行うのではありません。

定義

協調的な調節

教科書では
異なる情報伝達系が互いに関係し、体の状態を適切な範囲へ調節することです。
言いかえると
神経系は神経を通して器官へ情報を伝え、内分泌系はホルモンを血液で運びます。経路と時間的な特徴が異なるため、素早い変化への対応と、比較的持続する調節を組み合わせられます。
比較
見る観点神経系内分泌系
主な経路神経血液中のホルモン
届き方神経で結ばれた器官へ血流で広く運ばれ標的が応答
時間的傾向一般に速く局所的一般に比較的持続的

見る観点主な経路

神経系
神経
内分泌系
血液中のホルモン

見る観点届き方

神経系
神経で結ばれた器官へ
内分泌系
血流で広く運ばれ標的が応答

見る観点時間的傾向

神経系
一般に速く局所的
内分泌系
一般に比較的持続的

速いか遅いかだけでなく、情報が何を通るかを最初の区別にします。

要点

資料は変化の順で読む

時系列資料では、刺激や変化が先、情報伝達系の応答が次、器官の変化が後です。相関を見つけても、時間の順を確認して因果を考えます。

  1. 1

    変化が起きた時点を確認する

  2. 2

    神経か血液か経路を見る

  3. 3

    器官の応答が続く時間を見る

  4. 4

    二つの系を排他的にしない

図解運動による変化が中枢へ伝わり、自律神経と血液中のホルモンの二経路で心臓を調節する図
運動による体内の変化を中枢が受け取り、自律神経を介する経路と血液中のホルモンを介する経路が心臓の拍動を協調して調節する図です。
手順

時系列資料の判断手順

  1. 1

    運動開始と終了の時刻を確認する

  2. 2

    心拍数がいつ増え始めるかを見る

  3. 3

    運動終了後に元へ戻る過程を見る

  4. 4

    神経とホルモンの二経路が関わる説明を組み立てる

場面
安静時72回/分、運動直後126回/分、3分後88回/分、6分後74回/分という心拍数を読む。
順に考えると
運動直後に心拍数が大きく増え、その後は安静時に近づいています。まず、運動に応じて心臓への調節が変化したと読めます。自律神経による比較的速い伝達に加え、ホルモンによる調節も関わり、体の状態に合うよう協調します。
ここが結論
数値は固定値ではなく、変化の方向と戻り方を根拠に二つの系の協調を説明します。
注意

速い系と遅い系だけで暗記しない

確認

確認テスト

Q1

神経系と内分泌系が協調する説明として最も適切なものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    神経系は神経を介して情報を伝える

  2. 2

    内分泌系はホルモンを血液で運ぶ

  3. 3

    速さと持続性は一般的傾向として比べる

  4. 4

    二つの系は協調して体の状態を調節する

  5. 5

    時系列資料は変化→伝達→応答の順で読む

What's New

新しいカテゴリが追加されました

  1. 日商簿記3級
  2. FP3級
  3. AWS Certified Solutions Architect - Associate
更新履歴をすべて見る