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中和で本当に変化する粒子を見る
H⁺とOH⁻が水になる
中和は酸と塩基が反応し、H⁺とOH⁻から水が生じる反応です。溶液中に残るイオンを消去すると、正味の変化が見えます。
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H⁺とOH⁻が水になる
中和は酸と塩基が反応し、H⁺とOH⁻から水が生じる反応です。溶液中に残るイオンを消去すると、正味の変化が見えます。
同じ反応を、物質・全粒子・変化する粒子の順で読みます。
分子式で表した反応
HCl(aq) + NaOH(aq) → NaCl(aq) + H₂O(l)
酸と塩基から塩と水が生じる全体を表します。
水溶液中の強電解質を次にイオンへ分けます。
正味のイオン反応式
H⁺(aq) + OH⁻(aq) → H₂O(l)
Na⁺とCl⁻を両辺から除き、実際に変化する粒子だけを示します。
原子数だけでなく、左辺の電荷合計0と右辺0も確認します。
強電解質をイオンへ分け、左右に同じイオンを傍観イオンとして消し、原子数と電荷で最終式を検算します。
状態記号を含む全体の反応式を整える
水溶液中で電離する強電解質をイオンへ分ける
左右に同じ形・同じ係数である傍観イオンを消す
残った式について原子数と電荷の合計を確認する
| 表し方 | 見える情報 | HCl+NaOHの例 |
|---|---|---|
| 分子式 | 使った物質と生成物 | HCl+NaOH→NaCl+H₂O |
| 全イオン式 | 水溶液中の主な粒子 | H⁺, Cl⁻, Na⁺, OH⁻ |
| 正味の式 | 実際に変化する粒子 | H⁺+OH⁻→H₂O |
表し方分子式
表し方全イオン式
表し方正味の式
目的に応じて表し方を変えます。正味の式だけでは、どの塩を使ったかまでは分かりません。
HCl(aq)+NaOH(aq)の中和で、傍観イオンの組合せはどれですか。
中和の正味の変化はH⁺+OH⁻→H₂O
傍観イオンは反応前後で同じ形・係数のまま残る
分子式、全イオン式、正味の式は見せる情報が異なる
最終式は原子数と電荷の両方で検算する