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イントロ

ろ過

溶けていない固体を分ける

ろ過は、液体に溶けていない固体を、ろ紙などに残して分ける操作です。何がろ紙に残り、何が通るかを読むのが大切です。分離方法を選ぶ問題では、溶けているかどうかを先に確認します。

定義

ろ過

教科書では
液体と、その液体に溶けていない固体を、ろ紙などを使って分ける操作です。
言いかえると
砂を含む水では、砂は水に溶けていないため、ろ紙に残ります。水や水に溶けた粒子はろ紙を通るので、ろ過で分けられるかは『固体が溶けていないか』を見る必要があります。食塩水のように溶けた成分には、別の分離方法を考えます。
要点

ろ過を選ぶ合図

ろ過は、粒の大きさやろ紙を通れるかどうかの違いを使う操作です。水溶液のように成分が溶けている場合は、別の分離方法を考えます。問題では、混合物の名前だけでなく、中の成分が溶けているかを読むのがコツです。

  1. 1

    分けたい固体が液体に溶けていない

  2. 2

    ろ紙を通れない大きさの粒がある

  3. 3

    ろ紙に残るものと、ろ液になるものを分けて読む

図解ろ紙に砂が残り、水と溶けた粒子がろ紙を通る様子を示した図
ろ過では、液体に溶けていない固体がろ紙に残ります。溶けている粒子は液体と一緒に通るため、食塩水の食塩はろ過だけでは取り出せません。図では、残るものと通るものを分けて見ます。
比較
混合物ろ過で分けやすいか理由
砂を含む水分けやすい砂が溶けていない
食塩水分けにくい食塩が溶けている
泥水一部は分けられる大きな粒が残る

混合物砂を含む水

ろ過で分けやすいか
分けやすい
理由
砂が溶けていない

混合物食塩水

ろ過で分けやすいか
分けにくい
理由
食塩が溶けている

混合物泥水

ろ過で分けやすいか
一部は分けられる
理由
大きな粒が残る

ろ過は万能ではなく、溶けていない固体があるときに使いやすい方法です。

場面
砂が混ざった水をろ過する。
順に考えると
ろ紙を通すと、砂の粒はろ紙の上に残ります。水はろ紙を通り、下にろ液として集まります。もし水の中に食塩のような溶けた物質があれば、その粒子は水と一緒に通るため、ろ紙の上には残りません。つまり、ろ過で分けられるかは、固体が見えるかだけでなく、溶けていないかで判断します。
ここが結論
砂を含む水では、砂と水を分ける目的でろ過を使えます。逆に、溶けている成分を取り出す目的なら、ろ過以外の方法を考えます。混合物の中身を言葉にしてから方法を選びます。
注意

溶けたものは残りにくい

確認

確認テスト

Q1

ろ過で分けるのに最も向いているものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    ろ過は液体と溶けていない固体を分ける操作

  2. 2

    ろ紙に残るものと、ろ液になるものを区別する

  3. 3

    食塩水のように溶けた物質はろ過だけでは取れない

  4. 4

    分離方法は混合物の成分が溶けているかを見て選ぶ

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