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イントロ

純物質と混合物

透明でも、1種類とは限らない

純物質は1種類の物質からできたもの、混合物は複数の物質が混ざったものです。見た目が均一でも、成分を見ると混合物の場合があります。分離方法を考える前に、この分類を押さえます。

定義

混合物

教科書では
複数の物質が混ざってできているものです。
言いかえると
食塩水は透明で1つの液体に見えますが、水と食塩が混ざった混合物です。空気も同じように、見え方は一様でも複数の気体が混ざっています。純物質か混合物かを考えるときは、見た目よりも『成分が1種類か、複数か』を見ます。
比較
見る点純物質混合物
成分1種類複数種類
蒸留水、酸素空気、食塩水
分離それ以上分けにくい成分に分けられる場合がある

見る点成分

純物質
1種類
混合物
複数種類

見る点

純物質
蒸留水、酸素
混合物
空気、食塩水

見る点分離

純物質
それ以上分けにくい
混合物
成分に分けられる場合がある

分類の基準は、見た目ではなく成分の数です。

要点

まず成分を問う

透明、均一、同じ色といった見え方は、純物質の証拠にはなりません。水溶液や空気のように、全体が同じように見えても複数の成分が混ざっていることがあります。次に学ぶ分離操作は、この複数成分をどう取り出すかという話です。

  1. 1

    1種類の物質だけなら純物質

  2. 2

    複数の物質が混ざれば混合物

  3. 3

    水溶液は混合物として見る

  4. 4

    分離・精製は混合物を見るところから始まる

図解純物質と混合物を粒子の種類の数で比較する図
純物質は1種類の粒子だけで表せます。混合物では、複数種類の粒子が同じ場所に混ざっていると考えます。見た目が均一でも、粒子の種類を考えると分類できます。
場面
食塩水、空気、蒸留水を分類する。
順に考えると
食塩水は水と食塩が混ざっているので混合物です。空気も窒素や酸素などが混ざっているので混合物です。一方、蒸留水は水という1種類の物質として扱うので純物質です。透明かどうか、気体か液体かではなく、成分がいくつあるかで分類します。問題では、例の名前から成分を言い直すと判断しやすくなります。
ここが結論
食塩水と空気は混合物、蒸留水は純物質として考えます。混合物と判断できると、次に『どの成分をどう分けるか』を考えられます。分類は分離方法を選ぶ準備です。
注意

均一に見えることと純物質は別

確認

確認テスト

Q1

食塩水の説明として最も適切なものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    純物質は1種類、混合物は複数の物質からできている

  2. 2

    透明で均一に見えても混合物の場合がある

  3. 3

    水溶液は混ざっている成分を言葉にして読む

  4. 4

    分離・精製は混合物を成分で見るところから始まる

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