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イントロ

プレート運動がつくる大地形・断層・褶曲

力の向きから、中央海嶺・海溝・大山脈と地質構造を読む

プレート運動は地球規模の高まりやくぼみをつくり、岩盤には断層や褶曲という変形を残します。 プレートの発散・収束による大地形と、岩盤に残る断層・褶曲を力の向きから整理します。

定義

大地形と地質構造

教科書では
プレート運動は地球規模の高まりやくぼみをつくり、岩盤には断層や褶曲という変形を残します。
言いかえると
発散する海底では中央海嶺、海洋プレートが沈み込む収束境界では海溝、大陸どうしの衝突では大山脈が形成されます。岩盤が割れてずれた構造が断層、割れずに曲がった構造が褶曲です。
要点

力→変形→地形の順に説明する

図を見たら、まず引っ張る力か押し縮める力かを決めます。次に岩盤が割れてずれたか、曲がったかを見て、最後に境界型や大地形へつなげます。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    中央海嶺は発散境界

  2. 2

    海溝は沈み込み境界

  3. 3

    大山脈は衝突と圧縮

  4. 4

    断層はずれ、褶曲は曲がり

図解プレート運動から中央海嶺、海溝、大山脈、断層や褶曲へ分かれる関係図
中央のプレート運動から、離れる発散では中央海嶺、沈み込みでは海溝、強い圧縮では山脈や褶曲へ進む枝を追い、力と構造を対応させます。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    断面図のプレート移動方向を読む

  2. 2

    岩盤に働く力を引張又は圧縮と判断する

  3. 3

    割れ・ずれなら断層、曲がりなら褶曲と読む

  4. 4

    境界型と大地形を対応させる

比較
対象特徴・条件判断の意味
中央海嶺発散海底の高まり
海溝沈み込みを伴う収束細長い深いくぼみ
大山脈大陸衝突・圧縮地殻が厚くなる
断層/褶曲破断/曲げ岩盤に残る構造

対象中央海嶺

特徴・条件
発散
判断の意味
海底の高まり

対象海溝

特徴・条件
沈み込みを伴う収束
判断の意味
細長い深いくぼみ

対象大山脈

特徴・条件
大陸衝突・圧縮
判断の意味
地殻が厚くなる

対象断層/褶曲

特徴・条件
破断/曲げ
判断の意味
岩盤に残る構造

同じ圧縮でも岩石の性質や条件によって割れてずれる場合と曲がる場合があり、構造を観察して区別します。

場面
地層が連続したまま波状に曲がり、その地域が大陸どうしの収束域に位置していた。
順に考えると
地層が切れて位置をずらしているのではなく、連続したまま曲がっているため褶曲と読めます。大陸どうしが近づく収束域では強い圧縮が働くので、褶曲と山地形成を同じ力の方向から関連付けられます。
ここが結論
地層の連続性→曲がり→褶曲→圧縮・収束、という根拠の順で説明できます。
注意

海溝と中央海嶺を深さだけで逆にしない

確認

確認テスト

Q1

地層が切れずに波状に曲がった構造は何ですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    発散境界に中央海嶺

  2. 2

    沈み込み境界に海溝

  3. 3

    衝突・圧縮で大山脈が形成される

  4. 4

    断層は割れとずれ、褶曲は曲がり

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