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イントロ

マントルプルームとホットスポット

プレート境界から離れた火山列を、動く板と深部の熱源で読む

プルームはマントル内の大規模な上昇流又は下降流、ホットスポットはプレート境界から離れて火山活動が続く場所です。 マントル深部からの上昇流とホットスポットを使い、プレート上に火山列ができる考え方を学びます。

定義

プルームとホットスポット

教科書では
プルームはマントル内の大規模な上昇流又は下降流、ホットスポットはプレート境界から離れて火山活動が続く場所です。
言いかえると
ホットスポットがプレートに対して比較的同じ位置にあり、上のプレートが移動すると、活動中の火山の後ろに古い火山が列として残ります。これにより、火山列の向きと年代差からプレート移動を推定できます。
要点

火山が動くのか、プレートが動くのかを分ける

火山列では活動中の端を見つけ、そこから離れるほど古くなるかを確認します。年代の並びが一方向なら、比較的固定した熱源の上をプレートが移動した仮説と合います。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    プルームはマントル内の流れ

  2. 2

    ホットスポットは境界外にもある

  3. 3

    プレートが上を移動

  4. 4

    火山列の年代が手掛かり

図解深部のプルームとホットスポットの上をプレートが移動して火山列ができる図
左の深部上昇流からホットスポットで火山が生じ、プレートが右へ移動すると古い火山が運ばれる順を追い、活動中の端と年代の並びを対応させます。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    火山列で現在活動中の端を特定する

  2. 2

    各火山の年代を順に並べる

  3. 3

    年代が増える方向をプレート移動方向とみなす

  4. 4

    境界から離れた活動をホットスポットモデルで説明する

比較
対象特徴・条件判断の意味
プレート境界の火山境界に沿って分布発散・収束と関連
ホットスポット火山境界外にも分布深部上昇流と関連
火山列の年代一方向に古くなるプレート移動の証拠

対象プレート境界の火山

特徴・条件
境界に沿って分布
判断の意味
発散・収束と関連

対象ホットスポット火山

特徴・条件
境界外にも分布
判断の意味
深部上昇流と関連

対象火山列の年代

特徴・条件
一方向に古くなる
判断の意味
プレート移動の証拠

ホットスポットは全ての火山を説明する言葉ではなく、境界外の火山列と年代分布を説明する一つのモデルです。

場面
東端の火山が活動中で、西へ100 kmごとに1百万年ずつ古い火山が並んでいた。
順に考えると
比較的固定したホットスポットの上で新しい火山ができ、プレートが西へ運ぶなら、活動中の東端から西へ離れるほど古くなる並びを説明できます。距離と年代がほぼ規則的なら、平均移動速度を考える資料にもなります。
ここが結論
活動中の端→年代増加方向→プレート移動方向、の順で西向きの移動を推定できます。
注意

ホットスポットをプレート境界の別名にしない

確認

確認テスト

Q1

活動中の火山から離れるほど火山が古くなる列が示すこととして適切なのはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    プルームはマントル内の大規模な流れ

  2. 2

    ホットスポットは境界外にも火山をつくる

  3. 3

    プレート移動で火山列が残る

  4. 4

    活動中の端と年代差から移動方向を読む

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