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イントロ

変成作用と変成岩

原岩を溶かさず、高温・高圧で組織や鉱物が変わる

変成作用は、既存の岩石が主に固体のまま高温・高圧を受け、鉱物組合せや組織を変える作用です。 堆積岩や火成岩が高温・高圧を受け、固体のまま変成岩へ変わる関係を整理します。

定義

変成作用

教科書では
変成作用は、既存の岩石が主に固体のまま高温・高圧を受け、鉱物組合せや組織を変える作用です。
言いかえると
沈み込み帯や山脈形成域では、岩石が地下深くへ運ばれ、温度や圧力が上がります。原岩が泥岩ならホルンフェルスや結晶片岩などへ変わることがあります。名前の対応より、原岩と条件から変化を説明することが中心です。
要点

原岩→条件→変化後の岩石で追う

まず元の岩石が何かを確認し、次に熱・圧力の条件、最後に組織や鉱物の変化を見ます。溶けた場合はマグマから火成岩へ進むため、変成作用とは区別します。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    既存岩石が原岩

  2. 2

    高温・高圧が働く

  3. 3

    主に固体のまま変化

  4. 4

    変成岩ができる

図解原岩が地下で高温高圧を受け、鉱物や組織が変化して変成岩になる流れ
左の原岩から地下深部の高温・高圧条件へ進み、溶融ではなく鉱物と組織の再構成を経て変成岩になる順を追い、火成岩形成と区別します。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    資料で原岩の種類を確認する

  2. 2

    受けた温度・圧力条件を読む

  3. 3

    溶融したか固体のままかを判定する

  4. 4

    組織・鉱物の変化から変成作用と説明する

比較
対象特徴・条件判断の意味
変成作用固体のまま変化変成岩
溶融液体のマグマになる冷却後に火成岩
風化・侵食地表で細かくなる堆積物へ

対象変成作用

特徴・条件
固体のまま変化
判断の意味
変成岩

対象溶融

特徴・条件
液体のマグマになる
判断の意味
冷却後に火成岩

対象風化・侵食

特徴・条件
地表で細かくなる
判断の意味
堆積物へ

熱が関わっても、岩石が溶けたか固体のまま変化したかで変成作用と火成作用を分けます。

場面
泥岩が熱源の近くで硬く緻密な岩石に変わったが、溶けた証拠は見られなかった。
順に考えると
元の岩石が泥岩で、熱を受け、固体のまま組織が変わったなら接触変成作用による変成岩と考えられます。もし完全に溶けてから冷え固まったなら、マグマからできた火成岩として別の経路です。
ここが結論
原岩、熱、非溶融という三つの根拠から変成作用と判断できます。
注意

高温なら必ずマグマになるわけではない

確認

確認テスト

Q1

変成作用の説明として最も適切なものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    変成作用には原岩がある

  2. 2

    高温・高圧で鉱物や組織が変わる

  3. 3

    主に固体のまま進む

  4. 4

    溶融してできる火成岩と区別する

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