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イントロ

日本の自然環境がもたらす恩恵

地質・地形・気候から、景観・水・温泉・地下資源を説明する

自然環境の恩恵は、地形・地質・気候などの自然過程が人間生活へもたらす資源や価値です。 日本列島の活発な地殻変動と多雨な気候が、自然景観や水、温泉、地下資源をもたらす関係を学びます。

定義

自然環境の恩恵

教科書では
自然環境の恩恵は、地形・地質・気候などの自然過程が人間生活へもたらす資源や価値です。
言いかえると
日本はプレート境界に位置し、火山・地殻変動で多様な地形や地質が生まれました。降水が多く山地があるため河川・地下水が供給されます。地下の熱は温泉、過去の地質過程は金属鉱床などに関係します。
要点

自然過程→できるもの→利用の順で結ぶ

恩恵を単なる名所一覧にせず、なぜその場所にあるかを地質・気候から説明します。同じ過程が火山災害や洪水などの危険ももたらす両面性を保ちます。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    地殻変動が多様な地形を形成

  2. 2

    多雨と山地が水を供給

  3. 3

    火山の熱が温泉へ

  4. 4

    地質過程が地下資源へ

図解日本の地質・気候から自然景観、水、温泉、地下資源へつながる関係図
中央のプレート活動・火山・山地・多雨という自然過程から、景観と水、温泉、地下資源へ枝を追い、恩恵の場所と成因を対応させます。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    対象の景観又は資源を特定する

  2. 2

    地域の地形・地質・気候資料を確認する

  3. 3

    形成過程を時間順に説明する

  4. 4

    利用上の恩恵と災害・保全条件を併記する

比較
対象特徴・条件判断の意味
豊かな水多雨・山地・森林生活・農業・発電
温泉地下水・地熱観光・熱利用
地下資源マグマ・熱水等の地質過程採掘と環境配慮
景観侵食・火山・地殻変動文化・観光

対象豊かな水

特徴・条件
多雨・山地・森林
判断の意味
生活・農業・発電

対象温泉

特徴・条件
地下水・地熱
判断の意味
観光・熱利用

対象地下資源

特徴・条件
マグマ・熱水等の地質過程
判断の意味
採掘と環境配慮

対象景観

特徴・条件
侵食・火山・地殻変動
判断の意味
文化・観光

恩恵は自然過程と人間の利用が結び付いたもので、無限に利用できることや危険がないことを意味しません。

場面
火山地域で雨水が地下へ浸透し、地下深部で温められ、断裂に沿って地表へ湧き出していた。
順に考えると
降水が地下水となり、火山地域の地下熱で温められ、割れ目を通って上昇するなら温泉形成を説明できます。火山があるだけで全て同じ泉質・温度になるわけではなく、岩石と水の経路も関わります。
ここが結論
水の供給、地下熱、上昇経路を組み合わせて温泉という恩恵を説明できます。
注意

恩恵と安全を同じ意味にしない

確認

確認テスト

Q1

日本で温泉が多い理由と深く関係する自然条件はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    日本の地質・気候は多様な恩恵をもたらす

  2. 2

    山地と多雨が水へ関わる

  3. 3

    火山・地下熱が温泉へ関わる

  4. 4

    恩恵と災害の両面を考える

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