1 / 11 ブロック9%

上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

台風・豪雨の気象災害と予測

予報の時系列から、風雨・洪水・土砂災害への行動を考える

気象災害は、台風、豪雨、強風などの気象現象が、人や建物、交通、土地利用と重なって生じる被害です。 台風や豪雨の進路・雨量資料を読み、複合する気象災害と予測情報の使い方を整理します。

定義

気象災害

教科書では
気象災害は、台風、豪雨、強風などの気象現象が、人や建物、交通、土地利用と重なって生じる被害です。
言いかえると
同じ雨量でも、急斜面では土砂災害、低地や河川沿いでは洪水・内水氾濫の危険が高まります。進路予報円は台風の大きさではなく、予報時刻に中心が入る可能性のある範囲です。
要点

現象→場所の弱点→時間→行動で読む

降水・風の予報だけでなく、地形図、河川水位、土砂災害警戒情報を重ねます。予報には幅があるため、最もありそうな一本線だけで判断せず、早い段階の行動余地を考えます。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    台風進路予報には幅

  2. 2

    斜面は土砂災害

  3. 3

    低地・河川沿いは浸水

  4. 4

    複数情報を時系列で重ねる

図解台風や豪雨の予測を地域の地形条件と重ね、複合ハザードと行動へつなぐ図
左の進路・雨量予測から、斜面・低地・河川という地域条件を重ね、暴風・洪水・土砂災害の分岐を見て、時間に余裕のある低減行動へ進みます。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    予報時刻と予報範囲を確認する

  2. 2

    地域の斜面・低地・河川を地図で見る

  3. 3

    雨量・風・水位の更新を時系列で追う

  4. 4

    複数ハザードに対応する早期行動を考える

比較
対象特徴・条件判断の意味
洪水河川からあふれる流域雨量・水位
内水氾濫排水能力を超える低地・短時間強雨
土砂災害斜面が崩れる地質・累積雨量
暴風強い風飛来物・停電等

対象洪水

特徴・条件
河川からあふれる
判断の意味
流域雨量・水位

対象内水氾濫

特徴・条件
排水能力を超える
判断の意味
低地・短時間強雨

対象土砂災害

特徴・条件
斜面が崩れる
判断の意味
地質・累積雨量

対象暴風

特徴・条件
強い風
判断の意味
飛来物・停電等

一つの台風や豪雨で複数の災害が同時に起こり得るため、地域条件ごとに分けて判断します。

場面
24時間雨量300 mm予報、上流の水位上昇、急斜面のある地域に土砂災害警戒情報が出ていた。
順に考えると
河川沿いでは上流降雨と水位から洪水、急斜面では累積雨量と警戒情報から土砂災害を別々に評価します。夜間に危険が高まる予報なら、暗くなる前に安全な場所へ移るなど、予測時間を行動余地として使います。
ここが結論
同じ豪雨から洪水と土砂災害を分け、時間軸を含む低減策を考えられます。
注意

予報円を台風の大きさにしない

確認

確認テスト

Q1

台風の進路予報円が表すものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    気象災害は現象と地域条件の重なり

  2. 2

    台風・豪雨は複数ハザードを生む

  3. 3

    予測情報には幅がある

  4. 4

    時間に余裕のある低減行動へつなげる

What's New

新しいカテゴリが追加されました

  1. 日商簿記3級
  2. FP3級
  3. AWS Certified Solutions Architect - Associate
更新履歴をすべて見る