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イントロ

オゾン層の役割と破壊

成層圏のオゾンと地上のオゾンを、場所と働きで分ける

オゾン層破壊は、成層圏のオゾン量が人為起源物質などの影響で減少し、紫外線吸収能力が低下する現象です。 成層圏オゾンが紫外線を吸収する役割と、オゾン破壊物質によって濃度が低下する仕組みを学びます。

定義

オゾン層破壊

教科書では
オゾン層破壊は、成層圏のオゾン量が人為起源物質などの影響で減少し、紫外線吸収能力が低下する現象です。
言いかえると
成層圏のオゾンは太陽からの有害な紫外線の一部を吸収します。フロン類などが成層圏へ達すると、紫外線で分解されて生じる塩素原子などがオゾン分解に関わります。地表付近のオゾンは大気汚染物質となることがあり、場所で役割が異なります。
要点

高度→オゾンの働き→変化の原因で読む

まず成層圏か地表付近かを確認します。成層圏では紫外線吸収の保護、地表付近では健康や植物へ悪影響を与える場合があるため、「オゾンは全て良い・悪い」とまとめません。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    成層圏にオゾン層

  2. 2

    紫外線の一部を吸収

  3. 3

    フロン類由来の物質が分解へ関与

  4. 4

    地上オゾンとは役割が異なる

図解成層圏オゾンが紫外線を吸収し、オゾン破壊物質がその働きを弱める図
上から入る紫外線を成層圏オゾンが吸収する経路と、フロン類由来の物質がオゾン分解へ関わり、地表へ届く紫外線が増える経路を対比します。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    資料の高度を確認して成層圏を特定する

  2. 2

    オゾン量と紫外線量の関係を読む

  3. 3

    破壊物質の供給と分解反応を結ぶ

  4. 4

    地表への影響と対策の意味を説明する

比較
対象特徴・条件判断の意味
成層圏オゾン紫外線を吸収地表生物を保護
地表付近オゾン酸化性の汚染物質健康・植物へ影響
オゾン破壊成層圏量の低下紫外線増加へ

対象成層圏オゾン

特徴・条件
紫外線を吸収
判断の意味
地表生物を保護

対象地表付近オゾン

特徴・条件
酸化性の汚染物質
判断の意味
健康・植物へ影響

対象オゾン破壊

特徴・条件
成層圏量の低下
判断の意味
紫外線増加へ

同じオゾン分子でも高度によって人間生活との関係が異なるため、場所を付けて説明します。

場面
南極上空で春に成層圏オゾン量が減少し、同時期に地表へ届く紫外線が増えていた。
順に考えると
同じ時期にオゾン量の低下と紫外線増加が対応するなら、オゾン層の吸収が弱まった関係と合います。季節的な低温の成層圏で反応が進みやすい条件もありますが、単年データだけで長期回復を判断しません。
ここが結論
オゾン量と紫外線量の逆向きの変化を、吸収機能の低下として説明できます。
注意

オゾン層破壊と地球温暖化を同じ現象にしない

確認

確認テスト

Q1

成層圏オゾンの重要な働きはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    オゾン層は成層圏にある

  2. 2

    紫外線の一部を吸収する

  3. 3

    フロン類由来の物質が破壊へ関与

  4. 4

    地上オゾン・温暖化と区別する

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