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イントロ

ビッグバン・宇宙の年齢と軽元素

約138億年の時間軸で、初期宇宙の変化を順に並べる

ビッグバンは、宇宙が非常に高温・高密度の状態から膨張し始めたとする宇宙誕生のモデルです。 ビッグバンから宇宙の膨張・冷却、水素とヘリウムの形成までを時間の順序で整理します。

定義

ビッグバン

教科書では
ビッグバンは、宇宙が非常に高温・高密度の状態から膨張し始めたとする宇宙誕生のモデルです。
言いかえると
宇宙の年齢は約138億年と見積もられています。初期宇宙が冷える過程で、主に水素とヘリウムの原子核がつくられ、さらに冷えて原子が形成されました。ビッグバンを空間の中の一点で起きた通常の爆発と同じにしません。
要点

出来事を温度低下と時間順で並べる

年表では現在から逆算せず、始まり→膨張・冷却→軽元素→原子→星・銀河という順を追います。重い元素の多くは後の星の内部や爆発で形成されます。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    宇宙年齢は約138億年

  2. 2

    高温高密度から膨張

  3. 3

    主に水素・ヘリウム

  4. 4

    重元素の多くは後の星で

図解約138億年前の高温高密度状態から膨張冷却し、水素ヘリウム、星銀河へ進む時間軸
左の約138億年前の高温高密度状態から、宇宙の膨張・冷却、軽元素の形成、後の星と銀河の形成へ進む時間順を、間隔の尺度に注意して読みます。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    年表の時間軸の向きを確認する

  2. 2

    高温高密度の初期状態を置く

  3. 3

    膨張と冷却を因果で結ぶ

  4. 4

    軽元素形成と後の星形成を順に分ける

比較
対象特徴・条件判断の意味
ビッグバン初期水素・ヘリウム中心宇宙全体の膨張
恒星内部より重い元素も形成後の時代
通常の爆発既存空間へ物質が飛ぶ同じものではない

対象ビッグバン初期

特徴・条件
水素・ヘリウム中心
判断の意味
宇宙全体の膨張

対象恒星内部

特徴・条件
より重い元素も形成
判断の意味
後の時代

対象通常の爆発

特徴・条件
既存空間へ物質が飛ぶ
判断の意味
同じものではない

初期宇宙の軽元素形成と、後の恒星での重元素形成を時間的に分けます。

場面
資料Aは宇宙全体で水素とヘリウムが圧倒的に多く、資料Bは古い光ほど波長が長く観測されることを示した。
順に考えると
水素・ヘリウムの多さは初期宇宙の元素形成モデルと合い、遠方天体の光の赤方偏移は宇宙膨張を示す観測の一つです。二つの独立した資料を同じモデルと照合することで、単なる想像ではなく観測に支えられた説明になります。
ここが結論
元素組成と光の観測を、膨張・冷却する宇宙モデルの別々の証拠として位置付けられます。
注意

ビッグバンを宇宙の中心での花火にしない

確認

確認テスト

Q1

初期宇宙で多くつくられた元素として適切な組合せはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    宇宙の年齢は約138億年

  2. 2

    高温高密度状態から膨張・冷却

  3. 3

    初期に水素とヘリウムが多く形成

  4. 4

    ビッグバンは通常の一点爆発ではない

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