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イントロ

太陽系の形成と惑星の分化

原始太陽系円盤から集積し、内部に層構造ができる

原始太陽系円盤は、若い太陽の周囲を回っていたガスと塵の円盤で、惑星の材料になったと考えられています。 ガスと塵の円盤から微惑星・惑星が成長し、加熱と分化で内部構造ができる過程を学びます。

定義

原始太陽系円盤

教科書では
原始太陽系円盤は、若い太陽の周囲を回っていたガスと塵の円盤で、惑星の材料になったと考えられています。
言いかえると
塵が衝突・付着して大きくなり、微惑星、原始惑星へ成長しました。衝突や放射性元素などで内部が加熱されると、密度の大きい金属は内側、軽い物質は外側へ分かれ、層構造が形成されます。
要点

材料の集積と内部の分化を二段階に分ける

円盤→塵→微惑星→原始惑星は大きさの成長、加熱→融解→密度差による移動は内部構造の形成です。一つの矢印だけで混ぜないことが要点です。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。 さらに、同じ対象を別の時刻・場所・尺度で測った資料とも比べ、共通する傾向と例外を分けると、観測から結論までの飛躍を避けられます。

  1. 1

    ガスと塵の円盤

  2. 2

    衝突・付着で集積

  3. 3

    原始惑星が加熱

  4. 4

    密度差で分化

図解原始太陽系円盤から微惑星と原始惑星が形成され、分化で層構造ができる流れ
左のガス・塵の円盤から衝突・付着で微惑星と原始惑星へ成長し、加熱後に密度の大きい物質が内側へ移る分化までを順に示します。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    若い太陽を囲む円盤を確認する

  2. 2

    塵の衝突・付着で微惑星へ成長させる

  3. 3

    微惑星の集積で原始惑星をつくる

  4. 4

    加熱と密度差から内部の分化を説明する

比較
対象特徴・条件判断の意味
集積小物体が衝突・付着惑星の大きさが成長
分化密度差で内部移動層構造が形成
冷却表面から固まる地殻形成へ

対象集積

特徴・条件
小物体が衝突・付着
判断の意味
惑星の大きさが成長

対象分化

特徴・条件
密度差で内部移動
判断の意味
層構造が形成

対象冷却

特徴・条件
表面から固まる
判断の意味
地殻形成へ

集積は外から材料を増やす過程、分化はできた天体の内部で材料が分かれる過程です。

場面
溶けた球の中に同体積の金属粒と岩石粒を入れると、金属粒が中心側へ沈んだ。
順に考えると
金属粒の密度が岩石粒より大きいなら、重力下で中心側へ移動します。初期惑星が十分に加熱され一部が融けたとき、鉄などが内側へ、岩石質物質が外側へ分かれた分化のモデルになります。
ここが結論
密度差と重力から、核が内側、マントル・地殻が外側にできる分化を説明できます。
注意

惑星が一度に完成したとしない

確認

確認テスト

Q1

惑星内部の分化で密度の大きい金属が移動しやすい向きはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    太陽系はガスと塵の円盤から形成

  2. 2

    衝突・付着で微惑星・原始惑星へ成長

  3. 3

    加熱後に密度差で分化

  4. 4

    集積と分化を別段階で説明する

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