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イントロ

ヒトの進化と直立二足歩行

一直線の進歩ではなく、共通祖先からの枝分かれで読む

直立二足歩行は、胴体を起こし、主に二本の脚で継続的に移動する人類の代表的な特徴です。 人類進化を分岐として捉え、直立二足歩行を人類の代表的特徴として化石資料から読みます。

定義

直立二足歩行

教科書では
直立二足歩行は、胴体を起こし、主に二本の脚で継続的に移動する人類の代表的な特徴です。
言いかえると
骨盤の形、大腿骨の角度、頭骨で脊柱がつながる位置、足跡などが歩行姿勢の証拠になります。現生のサルがそのままヒトへ変化したのではなく、ヒトと他の類人猿は過去の共通祖先から別々に枝分かれしました。
要点

系統の枝と骨格の機能を分けて読む

系統図では枝の先に優劣を付けず、分岐点を共通祖先と読みます。化石では骨の形から重心や筋肉の働きを推論し、見た目の印象だけで二足歩行と決めません。 資料では凡例・軸・観測条件を先に確認し、見えた事実とそこからの推論を別の文にして、結論の根拠がどの値や位置関係にあるかを示します。

  1. 1

    共通祖先から枝分かれ

  2. 2

    骨盤・大腿骨が証拠

  3. 3

    頭骨の接続位置も証拠

  4. 4

    進化を優劣にしない

図解共通祖先から他の類人猿と人類が枝分かれし、二足歩行の特徴が現れる系統図
中央の共通祖先から他の類人猿と人類の枝を別々に追い、人類側で直立二足歩行の骨格証拠が現れることを確認し、一直線の変化と区別します。
手順

資料を判断する手順

  1. 1

    系統図の分岐点を共通祖先と読む

  2. 2

    化石の骨盤・大腿骨・頭骨を観察する

  3. 3

    形と歩行時の機能を関係付ける

  4. 4

    二足歩行の可能性を複数証拠から推論する

比較
対象特徴・条件判断の意味
一直線モデル現生サル→ヒト誤った単純化
分岐モデル共通祖先から別の枝進化の基本的な見方
二足歩行資料骨格・足跡機能を推定

対象一直線モデル

特徴・条件
現生サル→ヒト
判断の意味
誤った単純化

対象分岐モデル

特徴・条件
共通祖先から別の枝
判断の意味
進化の基本的な見方

対象二足歩行資料

特徴・条件
骨格・足跡
判断の意味
機能を推定

現生種どうしを祖先と子孫へ直結せず、共通祖先と分岐で関係を表します。

場面
化石の大腿骨が膝へ向かって内側に傾き、足跡が左右ほぼ一列に続いていた。
順に考えると
大腿骨の傾きは体重を膝の上へ載せやすくし、連続した足跡は二本の脚で交互に歩いた可能性を支えます。一つの骨だけで断定せず、骨盤や頭骨の接続位置など複数資料も合わせます。
ここが結論
骨の形と足跡を機能へ結び、直立二足歩行の仮説を複数証拠で支えられます。
注意

進化を優れたものへの一直線の進歩にしない

確認

確認テスト

Q1

ヒトと現生の他の類人猿の関係として適切なものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    人類進化は枝分かれで読む

  2. 2

    直立二足歩行は代表的特徴

  3. 3

    骨格・足跡が機能の証拠

  4. 4

    進化を優劣や一直線の進歩にしない

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