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イントロ

定在波の節と腹

波形は進まず、場所ごとの振れ幅が決まる

入射波と反射波が同じ振動数で逆向きに進むと、山が横へ移動しないように見える模様ができます。いつも動かない点を節、大きく振動する点を腹と呼びます。

定義
とは、逆向きに進む同じ振動数・の二つのが重なり、模様が進まない波です。
イメージすると
常に動かない位置と最も大きく振動する位置が交互に並び、各点はその場で往復します。
公式

節と腹の距離

隣り合う節または腹

節から次の節、腹から次の腹までは半波長です。

  • もとの進行波の波長

隣り合う節と腹

節とそのすぐ隣の腹の間は四分の一波長です。

  • 一波長の四分の一
使うときのコツ

節と腹を交互にλ/4ずつ置くと作図できます。

解くコツ

動かない点を節として印し、節同士の距離を2倍してλを求めます。

要点

瞬間の交点と動かない位置を区別する

ある瞬間に基準線上にあるだけでは足りず、時間がたってもが0の位置を探します。

  1. 1

    はどの時刻でも動きません

  2. 2

    最大振幅の位置も瞬間的には0を通ります

  3. 3

    の四分の一ごとに二種類の位置が交互に並びます

  4. 4

    模様自体は一方向へ進みません

図解定在波の上下二つの極端な形と、動かない節、大きく振動する腹、節間の半波長を示した図
実線と破線は半周期ずれた定在波の形です。両方が交わる黒い菱形が常に変位0の節、中央の両矢印が腹で、隣り合う節の間隔はλ/2です。
手順

図から波長を読む手順

  1. 1

    時間が変わっても動かない位置を節とする

  2. 2

    隣り合う節同士の距離を測る

  3. 3

    その距離を2倍して波長λを出す

  4. 4

    必要ならv=fλへつなぐ

場面
定在波で隣り合う節の間隔が0.30 m、振動数が8.0 Hzだった。
順に考えると
節間はλ/2なので、λ=2×0.30=0.60 mです。もとの進行波の速さはv=fλ=8.0×0.60=4.8 m/sです。定在波の模様が進む速さではなく、重なっている二つの進行波の速さを求めています。
ここが結論
波長は0.60 m、進行波の速さは4.8 m/sです。
注意

節間を一波長としない

確認

確認テスト

Q1

定在波で、ある節からすぐ隣の腹までの距離が0.20 mです。波長はどれですか。

確認

節の判定

Q1

ある瞬間に定在波が基準線を横切る位置を見つけました。その情報だけで節と断定できますか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    逆向きの同じ波の重ね合わせで模様ができます

  2. 2

    動かない位置では常に変位0です

  3. 3

    では振幅が最大です

  4. 4

    同種の位置どうしの間隔はλ/2です

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