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イントロ

組合せと nCr

選ぶだけなら順序を区別しない

組合せは、選ばれたメンバーが同じなら順番を区別しない数え方です。順列との違いは、並びの違いを別に見るかどうかです。 委員や班のように役割が同じなら、選ばれた集合だけが結果になります。

定義

組合せ

教科書では
n個からr個を選ぶとき、順序を区別しない場合の数です。
言いかえると
A,B,Cを選ぶこととC,B,Aを選ぶことは、委員を選ぶだけなら同じ結果です。順列で数えた後、同じ組の並び替えr!通りをまとめます。 nCrは、順列でいったん並べて数えたものを、同じ組の並び替えr!通りで割る考えです。式の前に『入れ替えたら同じか』を確かめます。
図解A、B、Cの順序違いが同じ1つの組にまとまる図
順序が違う6通りは、組合せでは同じ{A,B,C}の1組として数えます。 6つの並びが1つの組にまとまる様子を読むと、r!で割る理由が分かります。
公式

組合せの記号

順列を並べ替え分で割ります。 組合せは『順序を捨てる』数え方です。

組合せ

n個からr個を順序なしで選ぶ数。 順序つきで数えたnPrを、選んだr個の並び替えr!で割って同じ組にまとめます。

階乗の形

計算でよく使う組合せの形。 n個からr個を選ぶ数を階乗だけで書いた形です。計算では約分して小さくすると楽です。

解くコツ

役職や順位がなければ組合せを考えます。 計算ではnPrを先に出してからr!で割る方法と、階乗式を約分する方法を使い分けます。

手順

組合せにする手順

  1. 1

    選ぶ人数や個数rを決める

  2. 2

    順番や役割がないことを確認する

  3. 3

    順列で数えた並び替え分を意識する

  4. 4

    同じ組を1つにまとめる

比較
場面順序使う式
委員を3人選ぶ区別しないnCr
委員長と副委員長を選ぶ区別するnPr
1列に並べる区別するn!

場面委員を3人選ぶ

順序
区別しない
使う式
nCr

場面委員長と副委員長を選ぶ

順序
区別する
使う式
nPr

場面1列に並べる

順序
区別する
使う式
n!

同じメンバーで順序を入れ替えたとき、別結果かを考えます。 役職がある場合は順列、同じ立場のメンバーを選ぶだけなら組合せです。

場面
5人から3人の委員を選ぶ。
順に考えると
3人の並び順は考えないので組合せです。₅C₃=₅P₃/3!=60/6=10通りです。 ₅P₃=60は、同じ3人の並び替えを6通りずつ含んでいます。その6通りを1つにまとめるので10通りです。
ここが結論
選ぶだけなら、同じ3人の並び替えを1つにまとめます。 10通りは、5人の中からできる3人組の種類を数えたものです。
注意

『選ぶ』だけで判断しない

確認

確認テスト

Q1

5人から3人の委員を選ぶだけの式はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    組合せは順序を区別しない選び方

  2. 2

    nCrはn個からr個を選ぶ数

  3. 3

    順列をr!で割ると組合せになる

  4. 4

    役割や順位があるかを確認する

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