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イントロ

和の法則・積の法則

足すか掛けるかを場面で決める

場合の数では、数字を見てすぐ足す・掛けるのではなく、選択の関係を読みます。どちらか一方なら和、順に両方決めるなら積です。 迷ったら問題文を『AまたはB』と『AをしてからB』に言い換えます。

定義

和の法則と積の法則

教科書では
重ならない選択肢を合わせるときは足し、段階的な選択を続けるときは掛けます。
言いかえると
AかBのどちらか一方を選ぶなら、Aの通り数とBの通り数を足します。Aを選んだ後にBも選ぶなら、各段階の通り数を掛けます。 和の法則では同じ結果を別の入口から数えていないか、積の法則では各段階が独立に続いているかを確認します。
比較
場面使う考え
どちらか一方和の法則バス3通りか電車2通り
両方を順に決める積の法則上着3通りとズボン2通り
場合が重なるそのまま足さない両方に入る人がいる

場面どちらか一方

使う考え
和の法則
バス3通りか電車2通り

場面両方を順に決める

使う考え
積の法則
上着3通りとズボン2通り

場面場合が重なる

使う考え
そのまま足さない
両方に入る人がいる

先に問題文を言い換えると、式を選びやすくなります。

手順

式を決める手順

  1. 1

    選択を短い言葉に直す

  2. 2

    同時に選ばない分岐なら足す

  3. 3

    順に両方決める段階なら掛ける

  4. 4

    重なりがある場合は別に調整する

図解和の法則と積の法則の分岐の違いを比較した図
どちらか一方なら分岐を合計し、段階が続くなら枝の組を作るので掛けます。 左の合計と右の組の作られ方を見比べると、同じ数字でも意味が違うことが分かります。
公式

基本の形

場面に合わせて使い分けます。 公式は短いですが、使う前の場面判断が得点を分けます。

和の法則

重ならない2つの場合を合わせる。 AとBが同時に選ばれない別ルートなら、全体はそれぞれの通り数の合計です。

積の法則

1段目と2段目を順に決める。 Aを決めた後にBも決めるなら、Aの各結果にBの選び方がぶら下がります。

解くコツ

式の前に『一方か、両方か』を確認します。 先に樹形図を小さく描くと、足す場面か掛ける場面かが見えやすくなります。

場面
A駅へ行く方法はバス3通りか電車2通り。服は上3通りと下2通り。
順に考えると
交通手段はバスか電車のどちらかなので3+2=5通りです。服装は上と下を両方決めるので3×2=6通りです。 交通手段はバスと電車を同時に使うわけではない一方、服装は上と下がそろって初めて1通りになります。
ここが結論
同じ2つの数字でも、場面で演算が変わります。 答えだけでなく、なぜ足したか・掛けたかを一言で説明できる状態を目標にします。
注意

数字だけで演算を決めない

確認

確認テスト

Q1

上着4通りとズボン3通りを両方選ぶ。使う考えはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    どちらか一方なら足す

  2. 2

    順に両方決めるなら掛ける

  3. 3

    重なりがある場合は別に調整する

  4. 4

    式の前に場面を言葉に直す

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