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イントロ

「なんとなく」から一手の根拠へ

盤面を状態として評価する

三目並べでは、空いている場所ならどこでも同じではありません。今すぐ勝てる手、相手の勝ちを止める手、次に二つの完成候補を作る手を順に調べると、判断を説明できます。遊びの中にも条件整理と場合分けがあります。

定義

ゲームの状態と戦略

教科書では
状態は現在の盤面と手番、戦略は相手の応答も考えて目的へ近づく手の選び方です。
言いかえると
盤面だけを見ても、次が○か×かで正しい手は変わります。また、自分の印を増やすだけでなく、相手が次に三つそろえる場所を先に塞ぐ必要があります。一手後の盤面まで読み、候補手ごとに勝敗へ直結する条件を比較することが戦略の入口です。
手順

一手を選ぶ優先順位

  1. 1

    自分が今すぐ三つそろえられる空きマスがあるか

  2. 2

    なければ相手が次に三つそろえる場所があるか

  3. 3

    緊急手がなければ二つの完成候補を同時に作れるか

  4. 4

    候補手を置いた場合を考え、相手の次の応答を一手だけ読む

図解三目並べの盤面で相手の横一列完成を右上の手で防ぐ図
左は自分○が中央段を完成して即勝つ場面、右は自分が今勝てず相手×の上段完成を塞ぐ場面です。同じ空きマスでも盤面で優先度が変わります。
場面
上段が×・×・空、中央が○・○・空で、○の手番。どこへ置くか。
順に考えると
○は中央右へ置けば中央段で三つそろい、その場で勝てます。相手×も上段右に完成候補を持ちますが、「自分が今勝てる」が「相手を止める」より先です。ゲームは勝利した時点で終了するため、相手の次手は来ません。もし中央の○が一つだけなら即勝ちはなく、上段右を塞ぐ判断へ変わります。
ここが結論
盤面の印だけでなく、手番と今すぐ成立する目的の優先度を比較します。条件が一つ変われば正しい手も変わります。
要点

理由を一文にする

「ここが良さそう」ではなく、選んだ手で何が成立し、他の手では何を許すかまで言葉にします。行・列・対角線を漏れなく走査します。

  1. 1

    勝てる手があればその場で選ぶ

  2. 2

    勝てなければ相手の完成を防ぐ

  3. 3

    次は二方向の脅威を探す

  4. 4

    一手後の相手の候補を確かめる

注意

自分の印だけを見ない

確認

確認テスト

Q1

自分は今すぐ勝てず、相手が次の一手で三つそろう場所が一つあります。最優先の手はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    状態には盤面と手番の両方が含まれる

  2. 2

    勝ち、防御、次の脅威の順に調べる

  3. 3

    相手の応答を一手先まで読む

  4. 4

    行・列・対角線を同じ順で走査する

  5. 5

    選択理由と他の手の問題を説明する

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