イントロ
移動平均と時系列の傾向
近い期間を平均して、細かな揺れをならす
移動平均は、時間順データの連続する一定個数を平均し、窓を1期間ずつ動かした系列です。中央3項では、前・中央・後の3値を中央時点へ対応させます。
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近い期間を平均して、細かな揺れをならす
移動平均は、時間順データの連続する一定個数を平均し、窓を1期間ずつ動かした系列です。中央3項では、前・中央・後の3値を中央時点へ対応させます。
時点tの観測値をxₜとします。
3期間移動平均
Mt=(xt-1+xt+x(t+1))3
時点tの前・中央・後の3値を足して3で割り、結果を中央のtへ置きます。
最初と最後は前後3点がそろわないため、中央3項移動平均を作れません。
使う3点を括弧で囲み、平均値を真ん中の時点へ置きます。
時系列を時間順に並べ、欠測や単位を確認する
中央3項という窓幅と値を置く位置を確認する
最初の窓に入る値を合計して個数で割る
平均値を窓の中央時点へ置く
窓を1時点動かし、同じ計算を繰り返す
元データと重ね、傾向・遅れ・端点を評価する
| 窓幅 | 見え方 | 注意 |
|---|---|---|
| 短い | 変化へ速く反応 | 細かな揺れが残る |
| 長い | 滑らかな傾向 | 急変への反応が遅れる |
| 最初と最後 | 値を作れない | 前後3点がそろわない |
窓幅短い
窓幅長い
窓幅最初と最後
窓幅に唯一の正解はなく、見たい変化の時間尺度とデータ量に合わせて選びます。
時点t−1、t、t+1の値が12、18、15のとき、時点tの中央3項移動平均はいくつですか。
中央3項移動平均は前・中央・後の3値の平均
計算値は窓の中央時点へ置く
最初と最後は前後3点がそろわず計算できない
窓が長いほど滑らかだが反応は遅い
元データと重ねて傾向と限界を読む