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イントロ

一次不等式の利用

文章の条件を範囲に変える

一次不等式は、予算内、以上、未満のような条件を数の範囲として考えるときに使えます。式を解いた後、場面に合う答えへ戻すことも大切です。

定義

一次不等式の利用

教科書では
具体的な条件を一次不等式で表し、条件を満たす範囲を調べることです。
言いかえると
文章題では、求めたい量を文字で置き、条件を不等号に直します。解いた結果が小数でも、個数なら整数として答える必要があります。利用問題では、計算式を作る前に、何を文字で置くかをはっきりさせます。条件を不等式で表した後、解が場面に合う形かを必ず確認します。
手順

文章題の流れ

  1. 1

    求めたい量をxで置く

  2. 2

    条件を不等式にする

  3. 3

    一次不等式を解く

  4. 4

    単位や整数条件を確認する

要点

境界を含む言葉に注意

文章の言葉を不等号に直すとき、境界を含むかどうかを落としやすいです。

  1. 1

    以上・以下は境界を含む

  2. 2

    より大きい・未満は境界を含まない

  3. 3

    以内は上限を含むことが多い

  4. 4

    個数は整数に戻す

図解文章題を文字設定、不等式、解法、場面への答えに戻す4段階で示した図
文章題では、式を作って解くだけで終わらず、個数や条件に合う形へ答えを戻します。 式を解くことと、答えを場面に戻すことは別の確認です。特に個数や人数では整数条件が重要です。
場面
1個120円の商品を1000円以内で買える最大個数を求める。
順に考えると
買う個数をx個とすると、代金は120x円です。1000円以内なので 120x≤1000 と表せます。解くと x≤8.33... ですが、商品を0.33個買うことはできません。条件を満たす整数の中で最大を選ぶため、答えは8個です。
ここが結論
計算結果をそのまま答えず、場面に合う整数へ戻し、単位をつけて答えます。
比較
言葉不等号境界
以上含む
以下・以内含む
未満<含まない

言葉以上

不等号
境界
含む

言葉以下・以内

不等号
境界
含む

言葉未満

不等号
<
境界
含まない

境界を含むかどうかで、不等号の下の線が変わります。

注意

小数の答えをそのまま個数にしない

要点

文章題の答案の型

文章題では、式を作る力と、解を現実の条件へ戻す力の両方が見られます。

  1. 1

    何をxにするか書く

  2. 2

    以内・以上などを不等号に直す

  3. 3

    解いた範囲を読む

  4. 4

    単位と整数条件を確認する

確認

確認テスト 1

Q1

『1000円以内』を表す不等式として適切なものはどれですか。

確認

確認テスト 2

Q1

1本80円の鉛筆をx本買い、代金を500円以内にしたいときの不等式はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    文章題では求めたい量を文字で置く

  2. 2

    以上・以下・以内は境界を含む

  3. 3

    不等式を解いたら場面へ戻す

  4. 4

    個数や人数では整数条件を確認する