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イントロ

2つの円の共有点

距離比較と連立を使い分ける

2つの円は、2点で交わる、接する、離れるなどの関係をもちます。位置関係は中心間距離と半径で見ます。

定義

2つの円の共有点

教科書では
2つの円の方程式をどちらも満たす点です。
言いかえると
円どうしの位置関係は、中心間距離と2つの半径で判断できます。共有点を求めるときは、2つの式を引くと簡単になることがあります。
図解2つの円が2点で交わる、接する、離れる場合を中心間距離と半径で比較した図
位置関係だけなら中心間距離と半径を比較し、共有点を求めるなら連立する。
公式

異なる2円の基本判定

中心間距離 d と半径 r1, r2 を比べます。

2点で交わる

2つの円が2つの共有点をもつ。

接する

共有点が1個になる。

解くコツ

一致する円などの特別な場合は、この初回範囲から外します。

要点

使い分け

共有点の個数を知りたいだけか、座標まで必要かで使う道具が変わります。まず中心間距離で全体像をつかみます。

  1. 1

    位置関係は距離比較

  2. 2

    共有点は2式を連立

  3. 3

    2式を引くと直線が出ることがある

比較
関係共有点見る量
2点で交わる2個半径の和・差
接する1個等号になる
離れる0個範囲外になる

関係2点で交わる

共有点
2個
見る量
半径の和・差

関係接する

共有点
1個
見る量
等号になる

関係離れる

共有点
0個
見る量
範囲外になる

共有点の個数と中心間距離の条件を結び付けます。

要点

位置関係と共有点を分ける

2つの円では、まず交わるかどうかを中心間距離で判断します。共有点の座標まで求めるときだけ、2つの円の方程式を連立します。 共有点の個数だけなら距離比較、座標までなら連立というように、聞かれ方で解き方を選びます。

  1. 1

    位置関係は中心間距離で見る

  2. 2

    半径の和と差を比べる

  3. 3

    共有点は2式を同時に満たす

  4. 4

    2式を引くと直線が出ることがある

場面
x²+y²=25 と (x-4)²+y²=9 の共有点を考える。
順に考えると
2式を引くと、共有点が満たす直線 x=4 が出ます。これは2つの円に共通する点が並ぶ直線です。そこから片方の円に代入して共有点を求める入口になります。
ここが結論
2つの式の差は、共有点の候補を直線上にしぼるために使います。
手順

答えの確かめ方

  1. 1

    2つの中心と半径を読む

  2. 2

    中心間距離dを求める

  3. 3

    半径の和・差とdを比べる

  4. 4

    共有点の個数を判断する

  5. 5

    座標が必要なら2式を連立する

注意

必ず交わるわけではない

確認

確認テスト

Q1

中心間距離 d=10、半径が 3 と 4 の2円はどうなりますか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    2円の位置関係は中心間距離で見る

  2. 2

    共有点は2つの式を同時に満たす

  3. 3

    2式を引くと計算が簡単になることがある

  4. 4

    個数と座標で解き方を分ける

  5. 5

    個数と座標で方法を分ける

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