上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

等式の証明

計算を根拠に変える

等式の証明では、いくつかの数で確かめるだけでは足りません。式変形で、すべての場合に成り立つことを示します。 ここでは、形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する流れまで押さえます。

定義

等式の証明

教科書では
等式が常に成り立つことを、式変形によって示すことです。
言いかえると
左辺を右辺へ変形する、両辺を同じ式へ変形する、左辺−右辺が0になることを示す、という方針があります。 証明では、片方を変形してもう片方にそろえる方針を先に決めます。
図解等式証明の3つの方針をカードで整理した図
数値確認ではなく、文字式の変形で示す 図は、考える順番と対応関係だけに絞っています。細かい計算は例題カードで確認します。
要点

解き方の目印

公式暗記より、どの情報を見て次の操作を選ぶかを先に決めます。示したい等式を確認することから始め、最後に条件と結果を確かめると、解答の根拠が残ります。答えだけを書かず、どの条件を使ったかを一文で残すと、同じ形の別問題でも手順を再現できます。迷ったときは、例題と同じ順に小さく書き出し、最後の一行で答えを確かめます。

  1. 1

    複雑な側から変形する

  2. 2

    目標の形を先に見る

  3. 3

    左辺−右辺=0 も使える

  4. 4

    代入だけで終わらせない

手順

進め方

  1. 1

    示したい等式を確認する

  2. 2

    変形しやすい側を選ぶ

  3. 3

    展開や因数分解で整理する

  4. 4

    反対側と一致することを書く

  5. 5

    最後に条件と結果を確認する

場面
(a+b)²-(a-b)²=4ab を証明する。
順に考えると
左辺を展開すると、a²+2ab+b²-(a²-2ab+b²) です。整理すると 4ab となり、右辺と一致します。 左辺を展開して右辺と同じ形になることを示します。
ここが結論
文字のまま示したので、すべての a,b で成り立つことが分かります。 最後に左辺=右辺と言える形まで整理します。途中で同じ式にそろえる意識を持つと方針がぶれません。
比較
方法意味
数値確認a=1,b=2 で確認一部だけ
証明文字式で変形すべての場合
差を使う左辺-右辺=0別方針

方法数値確認

a=1,b=2 で確認
意味
一部だけ

方法証明

文字式で変形
意味
すべての場合

方法差を使う

左辺-右辺=0
意味
別方針

似た形との違いを先に見ると、使う操作を選びやすくなります。迷ったら、どの条件が成り立っているかを言葉に直します。

注意

代入だけでは証明にならない

確認

確認テスト

Q1

等式の証明として最も適切な方針はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    等式証明はすべての場合を示す

  2. 2

    左辺や右辺を同じ形へ変形する

  3. 3

    左辺−右辺=0 も使える

  4. 4

    数値代入だけで終えない

  5. 5

    形を読む、操作を選ぶ、結果を確認する

次に進む

この流れのまま学習を広げる

理解がつながる順で、次のトピックへそのまま進めます。