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イントロ

将来受け取る権利・支払う義務

新しい売上・仕入ではなく、すでにある権利・義務の形が変わっただけかを見る

手形や電子記録債権債務は、商品売買そのものではなく、すでに発生した「将来受け取る権利」「将来支払う義務」を別形式で管理するものとして扱う。

定義

将来受け取る権利・支払う義務

教科書では
手形や電子記録債権債務は、商品売買そのものではなく、すでに発生した「将来受け取る権利」「将来支払う義務」を別形式で管理するものとして扱う。
言いかえると
受取手形・支払手形・電子記録債権を目印に、新しい売上・仕入ではなく、すでにある権利・義務の形が変わっただけかを見る。電子記録債権や手形を、新しい売上・仕入として二重に計上してしまうと誤解しやすいので、役割と増減を先に確認します。
手順

解くときの順番

  1. 1

    受取手形が、取引文の中で増えるものか減るものか確認する。

  2. 2

    新しい売上・仕入ではなくを確認する。

  3. 3

    すでにある権利・義務の形が変わっただけかを見る。

  4. 4

    最後に勘定科目・金額・左右の合計が、処理の目的に合っているか確認する。

要点

ここで押さえること

将来受け取る権利・支払う義務では、受取手形・支払手形を名前暗記でなく、使う場面から見ます。新しい売上・仕入ではなく、すでにある権利・義務の形が変わっただけかを見ると決めてから問題文へ戻ります。

  1. 1

    受取手形・支払手形の意味を先に確認する。

  2. 2

    判断軸は「新しい売上・仕入ではなく、すでにある権利・義務の形が変わっただけかを見る」。

  3. 3

    確認問題では「売掛金を電子記録債権へ振り替える場面で、売上を再計上しない判断ができるか」を言えるか確認する。

図解将来受け取る権利・支払う義務の関係図
売掛金・買掛金を起点に、手形・電子記録債権債務へ形式が変わり、最後に入金・支払される流れを示す図です。図では「新しい売上・仕入ではなく、すでにある権利・義務の形が変わっただけかを見る」ことを確認します。
場面
売掛金1,000円を電子記録債権へ振り替え、後日普通預金へ入金される。
順に考えると
まず受取手形・支払手形を見つけ、次に新しい売上・仕入ではなく、すでにある権利・義務の形が変わっただけかを見る。この順番なら、電子記録債権や手形を、新しい売上・仕入として二重に計上してしまうという取り違えを避けられます。ここでは受取手形・支払手形を、処理を選ぶ前に確認する手がかりとして使います。
ここが結論
「売掛金を電子記録債権へ振り替える場面で、売上を再計上しない判断ができるか」に答えられれば、基本は使えています。
注意

つまずきやすい点

確認

確認テスト

Q1

将来受け取る権利・支払う義務で最初に確認したいことはどれですか。

まとめ

ここだけ確認

  1. 1

    手形や電子記録債権債務は、商品売買そのものではなく、すでに発生した「将来受け取る権利」「将来支払う義務」を別形式で管理するものとして扱う。

  2. 2

    受取手形・支払手形・電子記録債権は、問題文を整理する目印です。

  3. 3

    問題では、まず「新しい売上・仕入ではなく、すでにある権利・義務の形が変わっただけかを見る」と考えます。

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