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イントロ

財務諸表の目的と利用者

読む人の意思決定から必要な表を選ぶ

財務諸表は、企業の財政状態や経営成績を共通の形式で伝え、利害関係者の判断を助ける報告書です。経営者の説明資料そのものではなく、数値を通じて企業活動の結果を外部にも比較可能な形で示します。

定義
とは、企業の財政状態や経営成績を共通形式で示す報告書です。
見分けるポイント
ごとに判断目的が異なるため、利益、現金、負債など必要な情報を複数の表から選びます。
要点

読み取りの手順

利用者から結論へ飛ばず、目的、必要な事実、参照する表の順で組み立てます。

  1. 1

    まず誰が読むかを特定する。

  2. 2

    次に、その人が融資・投資・取引など何を判断するかを考える。

  3. 3

    貸借対照表で期末の財政状態、損益計算書で期間の経営成績を確かめる。

  4. 4

    一つの数値だけで結論を出さず、複数の表と注記を結び付ける。

図解財務諸表の目的と利用者について確認順序と結論の関係を示す図
三つの利用者について、意思決定と確認する財務情報を横に結んでいます。
場面
財務諸表の目的と利用者を使って企業資料を読む場面
順に考えると
仕入先から掛取引を提案されたA社を考えます。売上高が増えていても、現金が少なく短期の借入金が多ければ支払余力には注意が必要です。仕入先は損益計算書の利益だけでなく、貸借対照表の現金や負債も読み合わせます。
ここが結論
仕入先の判断には、利益の有無に加えて、決済に回せる現金と先に返す負債の把握が必要だと説明できます。
注意

よくある誤解を直す

確認

確認テスト

Q1

銀行が融資返済能力を検討するとき、利益だけでなく現金や負債も確認する理由は何ですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    財務諸表は、異なる利用者が企業の状態と成果を共通の数値から判断するための報告書です。

  2. 2

    まず誰が読むかを特定する。

  3. 3

    貸借対照表で期末の財政状態、損益計算書で期間の経営成績を確かめる。

  4. 4

    対象・期間・単位・注記を確認してから結論を出す。

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