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イントロ

定量情報と定性情報

数字の変化を、文章で示された背景と照合する

企業分析では金額や比率で表せる定量情報と、事業内容、会計方針、リスクなど文章で示される定性情報を組み合わせます。数字は比較しやすい一方、数字が生じた理由や前提までは単独では説明できません。

定義
とは、金額、数量、比率など数値で測定し比較できる情報です。
見分けるポイント
は、事業内容や方針などの文章から数値の背景や前提を補います。
要点

読み取りの手順

数値で異常点を見つけ、説明資料で仮説を立て、別の数値で裏付ける流れを使います。

  1. 1

    売上高、利益、資産、負債など測定された数値を拾う。

  2. 2

    前年差や構成比を計算し、変化の大きい場所を見つける。

  3. 3

    注記や事業説明から、変化の原因と会計上の前提を読む。

  4. 4

    数値と説明が整合するか確かめ、断定できない点を残す。

図解定量情報と定性情報について確認順序と結論の関係を示す図
売上高、利益率、在庫という定量情報を、それぞれの背景説明と一対一で対応させています。
場面
定量情報と定性情報を使って企業資料を読む場面
順に考えると
飲食店B社の利益率が前年より低下しました。数値だけなら収益力悪化ですが、新店舗開業費用が先行したという説明があれば一時要因の可能性があります。ただし説明をうのみにせず、店舗数や費用の推移とも照合します。
ここが結論
利益率低下を直ちに悪化と決めず、開業費用という説明を店舗数や費用推移で検証する読み方になります。
注意

よくある誤解を直す

確認

確認テスト

Q1

売上高が増えた事実は定量情報です。その増加が新店によるものだという説明を併せて読む目的は何ですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    定量情報は規模と変化を測り、定性情報は数字が生じた背景や前提を補います。

  2. 2

    売上高、利益、資産、負債など測定された数値を拾う。

  3. 3

    注記や事業説明から、変化の原因と会計上の前提を読む。

  4. 4

    対象・期間・単位・注記を確認してから結論を出す。

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