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イントロ

制度上の財務諸表と開示

表題・対象・期間をそろえて制度資料を比較する

企業は法令や会計ルールに従い、貸借対照表や損益計算書などを一定の様式で作成・開示します。制度開示は読み手が同じ名称と区分で比較する土台です。この学習ではビジネス会計検定3級の個別企業の基本財務諸表に範囲を限定します。

定義
とは、一つの会社を対象として作成される財務諸表です。
見分けるポイント
表題の対象範囲、決算期、金額単位をそろえると、同じ条件のかを判断できます。
要点

読み取りの手順

比較可能性を守るため、会社範囲、決算期、表の種類、注記の四条件を確認します。

  1. 1

    資料名と対象期間、個別か連結かを最初に確認する。

  2. 2

    貸借対照表は期末時点、損益計算書は一期間を示すと区別する。

  3. 3

    本文だけでなく重要な会計方針や内訳を示す注記も確認する。

  4. 4

    異なる年度を比べるときは様式や会計方針の変更がないかを見る。

図解制度上の財務諸表と開示について確認順序と結論の関係を示す図
個別、連結、注記について、対象範囲と比較時の役割を並べた資料識別図です。
場面
制度上の財務諸表と開示を使って企業資料を読む場面
順に考えると
C社の二つの資料を比較します。一方が、もう一方が企業集団を示す連結財務諸表なら対象範囲が違い、金額をそのまま横並びにはできません。3級では個別企業の表を対象として、表題と期間を確かめます。
ここが結論
C社一社の数値と企業集団全体の数値は母集団が違うため、そのまま増減比較できないと判断できます。
注意

よくある誤解を直す

確認

確認テスト

Q1

二つの財務諸表を比較する前に、表題・期間・対象範囲を確認するのはなぜですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    制度上の様式は比較の土台ですが、対象範囲や期間が違う資料を自動的に同列にはできません。

  2. 2

    資料名と対象期間、個別か連結かを最初に確認する。

  3. 3

    本文だけでなく重要な会計方針や内訳を示す注記も確認する。

  4. 4

    対象・期間・単位・注記を確認してから結論を出す。

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