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イントロ

空走距離・制動距離・停止距離

停止までの距離を二つに分け、速度や路面が与える影響を説明できる。

説明用に空走距離8m、制動距離12mとします。制動距離だけを見て、12m先なら止まれると考えました。

定義
は、危険を感じてから車が完全に止まるまでに進む距離です。ブレーキが効き始めるまでの空走距離と、その後の制動距離を足したものです。
見分けるポイント
危険に気付いても車は瞬時には止まりません。反応の遅れで空走距離が伸び、雨やタイヤの状態で制動距離が伸びることがあります。
要点

判断に必要な条件

  1. 1

    空走距離は、同じ反応時間なら速度に比例します。疲労や注意散漫で反応時間が長くなるとさらに増えます。

  2. 2

    同じ摩擦等の条件では制動距離はおおむね速度の二乗に比例します。速度を2倍にすると制動距離は約4倍です。

  3. 3

    停止距離全体を常に4倍とはしません。二つの距離の増え方が異なり、路面等でも変わります。

図解

止まるまでに二つの距離を進む

危険を感じた位置、ブレーキが効く位置、停止位置を空走8mと制動12mで示す図
説明用の仮定で空走距離8mと制動距離12mを示しています。停止距離は合計20mです。区間の長さは模式表現で、実車の停止性能を示しません。
例

別の場面へ当てはめる

場面
説明用に空走距離8m、制動距離12mとします。制動距離だけを見て、12m先なら止まれると考えました。
順に考えると
ブレーキが効く前にも8m進みます。この仮定で停止距離は8+12=20mなので、12mだけでは足りません。
ここが結論
止まる余裕は、反応中に進む分も含めて考えます。
確認

場面から判断する

反応時間と摩擦等が同じと仮定し、速度を2倍にしました。空走距離と制動距離の増え方は?

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