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イントロ

仕事と熱の変換

手をこすると温かくなる理由

仕事と熱は、どちらもエネルギーの受け渡し方です。摩擦や圧縮では、力学的な仕事が内部エネルギーの増加や熱として現れます。

定義

仕事と熱の変換

教科書では
仕事として移動したエネルギーが、内部エネルギーや熱として現れることです。
言いかえると
手をこすると、手の動きによる仕事が摩擦を通して内部エネルギーの増加につながり、温かく感じます。仕事と熱は別世界の量ではなく、どちらもJで表せるエネルギーの移動です。力学で学んだ仕事を、熱分野の内部エネルギーへつなげて見ます。
要点

共通点を見る

力学で出てきた仕事と、熱分野で出てくる熱量は、どちらもエネルギーをどう受け渡したかを表します。単位Jが共通していることも大事な手がかりです。

  1. 1

    仕事は力と移動によるエネルギー移動

  2. 2

    熱は温度差によるエネルギー移動

  3. 3

    どちらも単位はJで表せる

  4. 4

    摩擦では力学的エネルギーが内部エネルギーへ移る

比較
移動の形関わるもの
仕事力と移動手をこする
温度差熱いものが冷める
変換エネルギーの形摩擦で温かくなる

移動の形仕事

関わるもの
力と移動
手をこする

移動の形

関わるもの
温度差
熱いものが冷める

移動の形変換

関わるもの
エネルギーの形
摩擦で温かくなる

仕事と熱は、エネルギーがどう受け渡されるかの違いとして見ます。

図解手をこする仕事が摩擦を通じて内部エネルギーの増加として現れる流れを示した図
手をこする運動は、摩擦を通して内部エネルギーの増加として現れます。仕事と熱を、エネルギーの受け渡し方としてつなげて見ます。
場面
寒い日に手をこすると、手が温かく感じる。
順に考えると
手を動かしてこすることで、手どうしに摩擦がはたらきます。このとき力学的な仕事が内部エネルギーの増加として現れ、手の温度が上がります。熱いものから受け取ったわけではなく、仕事が熱的な変化につながった例です。空気入れで空気が温まりやすいのも、圧縮する仕事が内部エネルギーの増加につながる例として見られます。
ここが結論
摩擦は、仕事が内部エネルギーへ変わる身近な例です。現象を暗記するより、エネルギーがどこからどこへ移ったかを追うと理解しやすくなります。
注意

仕事と熱は無関係ではない

確認

確認テスト

Q1

手をこすると温かくなる理由として近いものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    仕事も熱もエネルギーの移動を表す

  2. 2

    単位はどちらもJ

  3. 3

    摩擦では仕事が内部エネルギーへ移る

  4. 4

    熱分野と力学の仕事はエネルギーでつながる

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