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イントロ

固定端・自由端での波の反射

端が動けるかで、山と谷が決まる

ひもの端へ届いた波は進行方向を返します。その端が固定されて動けないなら山は谷へ反転し、端が自由に動けるなら山のまま戻ります。

定義
とは、が境界へ達した後、進行方向を変えて元の側へ戻る現象です。
見分けるポイント
の進行方向を先に分け、端が動けるかどうかで上下の向きを判断します。
公式

反射の位相規則

固定端反射

ではが起こり、山は谷として戻ります。

  • 変位の向きが逆になる

自由端反射

ではが反転せず、山は山として戻ります。

  • 変位の向きを保つ
使うときのコツ

どちらも進行方向そのものは逆向きになります。

解くコツ

端の種類を決め、進行矢印を逆にし、最後に固定端だけ変位の符号を反転します。

比較
端の動きと反射端の定在波条件
固定端動けない・反転する
自由端動ける・反転しない

固定端

端の動きと反射
動けない・反転する
端の定在波条件

自由端

端の動きと反射
動ける・反転しない
端の定在波条件

端条件は反射波の形だけでなく、後で学ぶ定在波の節・腹も決めます。

図解右へ進む上向きパルスが固定端では下向き、自由端では上向きのまま左へ反射する比較図
左列の上向き入射パルスはどちらも右端で左向きに返ります。固定端は黒い壁記号で変位0を示し谷へ反転、自由端は輪の記号で端が動けるため山のまま反射します。
手順

反射波を描く手順

  1. 1

    端が動けるかどうかを記号から読む

  2. 2

    戻る波の進行方向を入射と逆にする

  3. 3

    なら山と谷を反転する

  4. 4

    自由に動く端なら山と谷を保つ

場面
右向きに進む上向き2.0 cmのパルスが固定端へ達した。
順に考えると
固定端は動けず、端で変位0を保つ必要があります。反射波は左向きへ進み、変位の符号が反転するので下向き2.0 cmの谷になります。損失を無視する理想化では大きさは同じです。
ここが結論
反射波は左向き、下向き2.0 cmです。
注意

向きには二種類ある

確認

確認テスト

Q1

上向きのパルスが自由端で反射すると、理想化した反射波はどうなりますか。

確認

反射波の作図確認

Q1

左向きに進む下向きのパルスが固定端で反射します。反射後の理想的な形はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    境界から戻る波は進行方向が逆になります

  2. 2

    動かない端では変位が反転し端は節になります

  3. 3

    では変位を保ち端は腹になります

  4. 4

    端の種類、進行方向、上下の順で描きます

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