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イントロ

箱ひげ図と外れ値

中心・中央の広がり・端を一度に比べる

箱ひげ図は、分布の中心と中央50%の広がりを同じ尺度で比べる図です。離れた値を見つけたら、誤りか重要な記録かを確かめます。

定義

四分位範囲と外れ値候補

教科書では
四分位範囲IQRはQ₃-Q₁で、データ中央50%の広がりを表します。
言いかえると
箱の左端Q₁から右端Q₃までが中央半分です。IQRが大きいほど中央の値が広がっています。箱やひげから離れた値は入力ミス、特別な条件、本当に珍しい記録のどれかもしれないので、元記録を確かめて扱いを決めます。
公式

四分位範囲

IQR

第3四分位数から第1四分位数を引き、中央50%の幅を求める。

  • 下位側の四分位数
  • 上位側の四分位数
解くコツ

複数の箱ひげ図は同じ尺度に置いて比較します。

図解同じ尺度上の二つの箱ひげ図と離れた外れ値候補を示す図
上の群は箱が短く中央へ集中し、下の群は箱が長く広がります。同じ分目盛りで中央値と箱の長さを比べ、右端の離れた点は削除前に元記録を確かめます。
手順

箱ひげ図の読み順

  1. 1

    横軸の尺度と単位を見る

  2. 2

    中央値の位置を比べる

  3. 3

    箱の長さIQRを比べる

  4. 4

    ひげと左右の偏りを見る

  5. 5

    離れた値の元記録を確認する

場面
A組とB組の通学時間の箱ひげ図を同じ分目盛りで比べる。
順に考えると
A組とB組の中央値がどちらも30分でも、A組のIQRが10分、B組が24分なら、中央50%はB組の方が広く散らばります。B組に90分の点が一つ離れていても、入力ミスと決めつけません。長距離通学という実際の記録か、往復を誤入力したのかを元データで確かめます。
ここが結論
中央値、IQR、形、離れた値を分けて述べると、図からの比較が具体的になります。
要点

外れ値候補への対応

離れていることと、誤った値であることは同じではありません。

  1. 1

    元の回答・測定を確認する

  2. 2

    単位や入力欄を確認する

  3. 3

    含む場合と除く場合を比較する

  4. 4

    判断理由を分析記録へ残す

要点

同じ目盛りで四つの特徴を分けて読む

箱ひげ図の横幅をそのまま比べられるのは、二つの図が同じ単位・同じ尺度で描かれているときです。中央値、中央50%の幅、左右の偏り、離れた点を順に読み、人数や平均など図にない情報は断定しません。

  1. 1

    中央値の位置から中心を比べる

  2. 2

    箱の長さで四分位範囲を比べる

  3. 3

    ひげと箱の左右差から分布の偏りを調べる

  4. 4

    離れた点は元記録を確認してから扱いを決める

  5. 5

    箱の面積や高さから人数を推測しない

注意

箱の長さを全体の範囲と読まない

確認

確認テスト

Q1

箱ひげ図から大きく離れた値を見つけたとき、最初に行うことはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    箱は中央50%を表す

  2. 2

    IQRはQ₃-Q₁

  3. 3

    同じ尺度で複数群を比べる

  4. 4

    外れ値候補は原因確認して扱う

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