イントロ
相関・因果・外れ値を区別する
一緒に変わることと、原因であることは別
相関は二つの量が一緒に変わる傾向です。それだけでは、どちらが原因か、別の要因が両方を動かしたかまでは決まりません。散布図と調査条件へ戻って、主張できる範囲を絞ります。
上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。
一緒に変わることと、原因であることは別
相関は二つの量が一緒に変わる傾向です。それだけでは、どちらが原因か、別の要因が両方を動かしたかまでは決まりません。散布図と調査条件へ戻って、主張できる範囲を絞ります。
「相関がある」の次に、結論を支える条件がそろっているかを一つずつ確かめます。
原因とされた変化が結果より先に起きているか
両方へ影響する第三の要因がないか
逆向きの因果でも説明できないか
一つの外れ値や狭い範囲だけが相関を作っていないか
同じ条件の別データや追加調査でも確かめられるか
| 観察 | 言えること | まだ言えないこと |
|---|---|---|
| 気温と飲料売上が一緒に増えた | この期間では正の相関がある | 飲料を買うと気温が上がる |
| 学習時間と得点に正の相関 | 調べた集団では同じ向きの傾向 | 時間を増やせば全員が同じ点だけ上がる |
| 外れ値を含めるとrが大きい | その一点が数値に影響した可能性 | 外れ値は誤りなので削除してよい |
観察気温と飲料売上が一緒に増えた
観察学習時間と得点に正の相関
観察外れ値を含めるとrが大きい
観察事実と、その事実から付け足した説明を分けて書くことが出発点です。
入力・測定・単位の誤りがないか確認する
特殊な条件をもつ正しい観測か調べる
含めた場合と除いた場合の図や指標を比べる
除外するなら事前の基準と理由を記録する
結論がその一点に依存することを明示する
アイスの売上と水難事故件数に正の相関が見られたとき、最も適切な考察はどれですか。
相関は一緒に変わる傾向、因果は引き起こす関係
時間順序・逆向き・第三の要因を確認する
外れ値は理由なく削除しない
観察した集団と範囲に限定して述べる
追加調査に必要な情報を示す