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イントロ

根号を含む式の基本計算

無理数も式として整理する

123+23 は、そのまま眺めるだけでなく整理できます。乗法と加法で使えるルールが違うことを分けて覚えます。

定義

根号を含む式

教科書では
平方根を表す記号 √ を含む式です。
言いかえると
根号を含む式では、根号の中の平方数を外へ出したり、同じ根号をもつ項をまとめたりします。ただし、足し算と掛け算で同じ操作をしてよいわけではありません。根号の中を簡単にする操作と、同類項のようにまとめる操作は別です。先に平方因数を外へ出すと、同じ根号かどうかを判定しやすくなります。
公式

根号計算の基本

まず押さえるのは、積の性質と同じ根号の加減です。

積の性質

平方根どうしの積は、根号の中を掛けた形にできます。

  • 0以上の数
使うときのコツ

乗法では中身をまとめられます。

同じ根号の加減

同じ根号をもつ項は、係数だけを足し引きできます。

  • 係数
  • 共通する根号
使うときのコツ

根号の中が違うとまとめられません。

解くコツ

計算は、根号内を簡単にする、同じ根号か見る、係数をまとめる、の順で進めます。

要点

先に根号内を簡単にする

見た目では違っても、整理すると同じ根号になる場合があります。

  1. 1

    12 は 23 にできる

  2. 2

    3 と 23 はまとめられる

  3. 3

    23 はそのまま

  4. 4

    足し算で根号内を足さない

図解根号の乗法と加法で使えるルールの違いを並べた図
乗法では根号の中をまとめられます。一方、加法では同じ根号をもつ項だけ係数をまとめます。演算の種類で使えるルールが変わります。
場面
12 + 3 を簡単にする。
順に考えると
まず 12 の中にある平方数4を外へ出し、12=23 とします。すると 23+3 となり、同じ根号なので係数を足して 33 です。根号の中がそろってからまとめるのがポイントです。
ここが結論
根号内の整理を先にすると、同じ根号か判断しやすくなります。
比較
まとめられるか理由
3 + 23できる根号の中が同じ
2 + 3できない根号の中が違う
8 + 2できる8=22

3 + 23

まとめられるか
できる
理由
根号の中が同じ

2 + 3

まとめられるか
できない
理由
根号の中が違う

8 + 2

まとめられるか
できる
理由
8=22

根号の中を簡単にしてから、同じ種類の項かを判断します。

注意

2+35 にしない

要点

根号計算の順番

根号を含む式では、いきなり足し算を処理せず、まず各項を簡単な形へそろえます。

  1. 1

    平方因数を外に出す

  2. 2

    同じ根号の項を探す

  3. 3

    違う根号は無理に足さない

  4. 4

    最後に係数を整理する

確認

確認テスト 1

Q1

次のうち、正しい変形はどれですか。

確認

確認テスト 2

Q1

50 を簡単にするとどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    根号内の平方因数を外へ出す

  2. 2

    同じ根号だけ係数をまとめる

  3. 3

    加法と乗法のルールを混同しない

  4. 4

    迷ったら先に根号内を簡単にする

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この流れのまま学習を広げる

理解がつながる順で、次のトピックへそのまま進めます。