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イントロ

条件から式を決める

分かっている情報が見える形を選ぶ

同じ二次関数でも、頂点形式・一般形・因数の形で見えやすい情報が違います。条件に合う形から始めると、未知数を減らして式を決められます。

定義

二次関数の決定

教科書では
グラフの頂点、軸、通る点、x切片などの条件から係数を求め、関数の式を定めることです。
言いかえると
頂点が分かるなら y=a(x-p)²+q にそのまま入れられます。一般形からa、b、cを全部求めることもできますが、未知数が増えます。最初に条件が直接見える形を選ぶことが、計算を短くして検算しやすくする判断です。
図解頂点、三点、x切片の条件から適した二次関数の式形へ分岐する図
頂点が分かるなら頂点形式、3点なら一般形、x切片なら因数の形が候補です。条件が直接入る形ほど未知数が少なくなり、代入後の連立計算も短くできます。
比較
分かる条件選びやすい形残る未知数
頂点と1点a(x-p)²+qaだけ
3点ax²+bx+ca,b,c
2つのx切片と1点a(x-r)(x-s)aだけ

分かる条件頂点と1点

選びやすい形
a(x-p)²+q
残る未知数
aだけ

分かる条件3点

選びやすい形
ax²+bx+c
残る未知数
a,b,c

分かる条件2つのx切片と1点

選びやすい形
a(x-r)(x-s)
残る未知数
aだけ

式の形は答えを変えず、与えられた情報の見え方だけを変えます。

手順

式を決める手順

  1. 1

    条件に合う式形を選ぶ

  2. 2

    既知の頂点・切片を入れる

  3. 3

    通る点の座標を代入する

  4. 4

    係数を求め全条件で検算する

公式

条件に合う三つの形

頂点形式

頂点(p,q)が分かるときに使いやすい。

一般形

三つの点などから係数を求めるときに使える。

因数の形

x切片r,sが分かるときに使いやすい。

解くコツ

未知数が最も少なくなる形を選びます。

場面
頂点(2,-1)をもち、点(0,7)を通る二次関数を求める。
順に考えると
頂点が分かるので y=a(x-2)²-1 と置きます。点(0,7)を代入すると、7=4a-1。よって4a=8からa=2です。したがって y=2(x-2)²-1。頂点を代入すると-1、点(0,7)も満たすので、二つの条件を両方確認できます。
ここが結論
最初から一般形を置くより、未知数aだけで決められます。
要点

求めた式をすべての条件へ戻す

一つの条件からaを決めても、途中の符号や代入を誤ることがあります。完成した式には、頂点・通る点・x切片など問題文の条件を一つずつ戻し、同時に満たすことを確認します。

  1. 1

    頂点形式ならx=pを代入してy=qになるかを見る

  2. 2

    一般形なら与えられた三点をすべて代入する

  3. 3

    因数の形ならx=αとx=βでy=0になるかを見る

  4. 4

    a=0になった場合は二次関数という条件に反する

  5. 5

    展開した形と選んだ形を往復して係数も照合する

注意

求めた係数だけで終わらない

確認

確認テスト

Q1

頂点(3,2)と通る1点が分かるとき、最初に置くとよい式はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    条件が見える式形を選ぶ

  2. 2

    頂点・切片を先に入れる

  3. 3

    通る点で残る係数を求める

  4. 4

    完成後に全条件を検算する

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