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イントロ

グラフで解く二次不等式

式の正負をx軸の上・下として見る

f(x)>0は、グラフy=f(x)の高さが0より上という意味です。交点で範囲を区切り、放物線が上か下かを見れば解集合を読めます。

定義

二次不等式のグラフ解釈

教科書では
二次式f(x)の正負を、グラフy=f(x)とx軸の上下関係で判断することです。
言いかえると
まずf(x)=0を解いて、符号が切り替わる候補となるx軸との交点を求めます。次に放物線の開く向きを描き、不等号が求めるのは上側か下側かを選びます。等号が付けば交点を含み、付かなければ含みません。
図解上向き放物線とx軸の交点2、3、負になる内側の区間を示した図
上向き放物線は交点2と3の間でx軸より下にあります。曲線の下側と数直線の閉区間を上下に対応させ、等号を含む端点は閉じた印で示しています。
手順

解く順番

  1. 1

    f(x)=0を解いて境界を求める

  2. 2

    放物線の開く向きを確認する

  3. 3

    x軸の上か下かを選ぶ

  4. 4

    等号の有無を端点へ反映する

要点

不等号を高さの言葉へ直す

内側・外側を暗記せず、グラフの高さとして読みます。

  1. 1

    f(x)>0はx軸より上

  2. 2

    f(x)<0はx軸より下

  3. 3

    f(x)=0は交点

  4. 4

    ≤や≥なら境界を含む

場面
x²-5x+6≤0をグラフで解く。
順に考えると
因数分解すると(x-2)(x-3)=0なので境界はx=2,3です。x²の係数が正だから放物線は上へ開き、交点の間ではx軸より下、外側では上です。求めるのは0以下なので内側を選び、等号があるため両端を含めて2≤x≤3となります。
ここが結論
境界、開く向き、上か下、等号の順に読めば暗記に頼らず解けます。
比較
不等式見る場所境界
f(x)>0x軸より上含まない
f(x)<0x軸より下含まない
f(x)≥0 / ≤0上 / 下含む

不等式f(x)>0

見る場所
x軸より上
境界
含まない

不等式f(x)<0

見る場所
x軸より下
境界
含まない

不等式f(x)≥0 / ≤0

見る場所
上 / 下
境界
含む

解集合の内側・外側は放物線の向きで変わるため、上下で判断します。

要点

区間ごとの符号を一点で確かめる

交点で数直線を区切った後、グラフの形が不安なら各区間からxを一つ選び、f(x)の符号を代入で確認できます。図と式の二つの根拠が一致すれば、内側・外側の取り違えを防げます。最後に解を数直線へ戻し、境界の白丸・黒丸も確認します。

  1. 1

    まずf(x)=0を解いて符号が変わり得る境界を置く

  2. 2

    各区間の代表値を一つだけ代入して正負を調べる

  3. 3

    求める不等号が正ならx軸より上の区間を選ぶ

  4. 4

    負ならx軸より下の区間を選ぶ

  5. 5

    ≤や≥は交点を含み、<や>は交点を含まない

注意

内側・外側を式だけで暗記しない

確認

確認テスト

Q1

上向きの放物線がx=1,4でx軸と交わるとき、f(x)<0の範囲はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    方程式で境界を求める

  2. 2

    放物線の向きを描く

  3. 3

    正は上、負は下を選ぶ

  4. 4

    等号で境界の包含を決める

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