上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

不定積分と原始関数

微分を逆向きにたどり、定数の自由を残す

F'(x)=f(x)となるFをfの原始関数といいます。原始関数は定数分だけ違うため、不定積分には必ず積分定数Cを付けます。

定義

不定積分

教科書では
関数f(x)のすべての原始関数を、∫f(x)dx=F(x)+Cの形でまとめたものです。
言いかえると
定数を微分すると0になるため、F(x)、F(x)+3、F(x)−10はすべて同じ導関数をもちます。Cはその定数の違いを一つの文字で表します。
公式

多項式の不定積分

べき関数の積分

指数を1増やし、新しい指数で割って積分定数を加える。

  • 0以上の整数
  • 任意の積分定数
  • xについて積分すること
使うときのコツ

微分とは逆に、指数を先に1増やす

定数倍と和・差

多項式を項ごとに積分できる。

  • 定数
  • 積分する関数
使うときのコツ

最後の積分定数はまとめて+C

解くコツ

項を分ける→指数を1増やす→増やした指数で係数を割る→最後に+C→微分して戻るか確認します。

図解上下に平行移動した三つの放物線がすべて同じ導関数2xをもつことを示す図
左のx²−2、x²、x²+2は縦にずれていても傾きは同じです。右の共通する導関数2xへ矢印を集め、失われる定数を+Cで表します。
手順

不定積分を求める手順

  1. 1

    積分する式を加減で項に分ける

  2. 2

    各項のxの指数を1増やす

  3. 3

    元の係数を増やした指数で割る

  4. 4

    各項をまとめ、式の最後に+Cを付ける

  5. 5

    答えを微分し元の被積分関数へ戻るか確認する

要点

積分定数は答えの一部

不定積分は一つの関数ではなく関数の集まりです。+Cを省くと、そのうち一つしか表せません。ただし各項に別々の定数を書く必要はなく、最後に一つのCへまとめます。

  1. 1

    原始関数を微分すると元の関数

  2. 2

    定数の導関数は0

  3. 3

    不定積分には+Cが必要

  4. 4

    検算は答えを微分する

場面
∫(6x²−4x+3)dxを求める。
順に考えると
6x²は6×x³/3=2x³、−4xは−4×x²/2=−2x²、3は3xになります。最後に積分定数Cを加えます。
ここが結論
2x³−2x²+3x+C。微分すると6x²−4x+3へ戻るので確認できます。
注意

指数を増やすだけで終えない

確認

確認テスト

Q1

∫(3x²+2)dxとして正しいものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    原始関数FはF'=fを満たす

  2. 2

    不定積分はF(x)+Cという関数族

  3. 3

    べきは指数を1増やし、その指数で割る

  4. 4

    答えを微分して元の式へ戻るか検算する

What's New

新しいカテゴリが追加されました

  1. 日商簿記3級
  2. FP3級
  3. AWS Certified Solutions Architect - Associate
更新履歴をすべて見る