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イントロ

多項式の微分法

項ごとに「係数×次数、次数を1下げる」

多項式は各項を分けて微分できます。axⁿは係数にnを掛けて指数を1下げ、定数項は0にします。

定義

多項式の微分

教科書では
べき関数の公式と、定数倍・和・差の規則を各項へ適用して導関数を求める計算です。
言いかえると
式全体を一度に変形するのではなく、項を縦に分けて処理すると符号や係数の誤りを防げます。最後に元の次数より導関数の次数が1小さいかを確認します。
公式

多項式を微分する三つの規則

べき関数

指数nを係数に掛け、指数を1小さくする。

  • 正の整数
  • xで微分した導関数
使うときのコツ

n=1なら(x)'=1

定数倍と和・差

定数係数と加減の符号を保ったまま、各関数を微分する。

  • 定数
  • 微分する関数
使うときのコツ

定数だけの項の導関数は0

解くコツ

項を分ける→係数に次数を掛ける→指数を1下げる→定数項を消す、の順に処理します。

図解三次多項式の各項を矢印で対応する導関数の項へ移す計算図
上段の3x³、−2x²、5x、−7を一項ずつ下段の9x²、−4x、5、0へ写します。係数と指数、符号、定数項の順に照合する図です。
手順

計算を崩さない手順

  1. 1

    多項式を加減で区切って項を並べる

  2. 2

    各項の係数にその項の次数を掛ける

  3. 3

    xの指数を1だけ下げる

  4. 4

    定数項を0にする

  5. 5

    符号と次数を元の式と照合する

要点

計算後は次数で検算する

三次多項式を微分すると高くても二次、二次多項式なら高くても一次になります。最高次の項が消える特別な場合を除き、次数が1下がっていなければ指数処理を見直します。各項を独立に処理した後、元の式の項数と符号を上から順に照合すると、係数や負号の落としも見つけられます。

  1. 1

    定数係数は残す

  2. 2

    指数は係数へ掛けてから1下げる

  3. 3

    加減の符号はそのまま保つ

  4. 4

    定数項の変化率は0

場面
f(x)=3x³−2x²+5x−7の導関数を求める。
順に考えると
(3x³)'=9x²、(−2x²)'=−4x、(5x)'=5、(−7)'=0です。各項を加えるとf'(x)=9x²−4x+5になります。
ここが結論
f'(x)=9x²−4x+5。三次から二次へ次数が1下がったことも確認できます。
注意

指数だけを下げない

確認

確認テスト

Q1

f(x)=−2x³+4x²−6の導関数として正しいものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    多項式は項ごとに微分できる

  2. 2

    axⁿはanxⁿ⁻¹になる

  3. 3

    加減の符号と定数係数は保つ

  4. 4

    定数項は0、最高次数は通常1下がる

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