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イントロ

指数関数のグラフ

底で向き、三つの点で形を読む

指数関数はどの底でも(0,1)を通り、値は常に正です。底が1より大きいか小さいかで、左から右へ増えるか減るかが決まります。

定義

指数関数のグラフ

教科書では
y=aのx乗の値を座標平面に表した、x軸へ近づきながら増加または減少する曲線です。
言いかえると
x=0ではaの0乗=1なので必ず(0,1)を通ります。x=1では(1,a)、x=−1では(−1,1/a)です。この三点と、yが0より大きいことを使うと概形を描けます。
公式

底による二つの場合

増加

xが増えると値も増え、xが負の方向へ進むと0へ近づく。

  • 1より大きい底

減少

xが増えると値は減り、正のまま0へ近づく。

  • 0と1の間の底
使うときのコツ

aと1/aのグラフはy軸について対称

解くコツ

底の範囲、(0,1)、(1,a)、x軸へ近づく側の順に読みます。

図解y=2のx乗とy=2分の1のx乗のグラフを、基準点とx軸の漸近線付きで比較した図
実線は底2の増加、破線は底1/2の減少です。どちらも(0,1)を通り、x軸へ限りなく近づいても交わらないことを、基準点と矢印で示します。
手順

概形を描く手順

  1. 1

    底が1より大きいか0と1の間かを確認する

  2. 2

    共通点(0,1)を打つ

  3. 3

    (1,a)と(−1,1/a)を打つ

  4. 4

    増加または減少する滑らかな曲線で結ぶ

  5. 5

    x軸を横切らず近づくことを確認する

要点

式とグラフを往復する

底aと逆数1/aは、同じxに対して左右を入れ替えた値を取ります。実際、(1/a)のx乗はaの−x乗です。そのため二本のグラフはy軸について対称になります。x=−1、0、1の三点を表にしてから滑らかに結ぶと、増減と対称性を同時に確かめられます。

  1. 1

    定義域はすべての実数

  2. 2

    値域は正の実数

  3. 3

    底aと1/aは増減が逆

  4. 4

    どちらもy切片は1

場面
y=2のx乗をx=−2,−1,0,1,2で調べ、概形を描く。
順に考えると
値は1/4,1/2,1,2,4です。xが1増えるたびに2倍になり、(0,1)を通って右上へ増加します。負のx側では値が正のまま小さくなり、x軸へ近づきます。
ここが結論
底2は1より大きいので増加関数。グラフはx軸と交わりません。
注意

x軸上に点を置かない

確認

確認テスト

Q1

y=(1/3)のx乗のグラフについて正しい説明はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    すべての基本指数関数は(0,1)を通る

  2. 2

    a>1なら増加、0<a<1なら減少

  3. 3

    定義域は全実数、値域はy>0

  4. 4

    x軸は交わらない漸近線

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