上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

指数・対数で事象を捉える

倍率を式にし、時刻を逆算する

量が一定倍率で変化するとき、指数関数が将来の量を表し、対数が目標値へ達する時刻を逆算します。計算後は単位と観測の仕方へ戻す必要があります。

定義

指数モデル

教科書では
初期量に、一定時間ごとの倍率を時刻の回数だけ掛ける関数モデルです。
言いかえると
時刻tでの量を初期量K、1回ごとの倍率rとして表します。r>1なら成長、0<r<1なら減衰です。未知の時刻が指数にあるため、目標量からtを求めるときに対数を使います。
公式

一定倍率のモデル

量の変化

時刻0の量Kに、1単位時間ごとの倍率rをt回掛けた量。

  • 初期量
  • 1回ごとの倍率
  • 経過した単位時間の回数
  • 時刻tの量
使うときのコツ

減少率pなら倍率は1−p

解くコツ

場面からK、r、tの単位を特定し、式を立ててから対数でtを孤立させます。

図解場面から初期量と倍率を読み、指数式、対数による時刻、現実の単位へ戻す四段階の図
初期量・倍率・時間単位を場面から取り出し、指数式で量を表し、対数で時刻を求め、最後に整数時刻や単位へ戻す往復を四つのカードで示します。
手順

モデル化と解釈の手順

  1. 1

    初期量Kと時間の単位を決める

  2. 2

    増減率を倍率rへ直す

  3. 3

    時刻tの量をQ(t)=Krのt乗と表す

  4. 4

    目標値を代入して対数でtを求める

  5. 5

    連続時刻か整数時刻かを確認し、単位付きで解釈する

要点

モデルの前提を振り返る

同じ倍率が続くという仮定は、限られた期間の近似です。薬の体内残量、人口、価格などは、外部条件や上限によって倍率が変わることがあります。式の答えだけでなく、適用できる期間を述べます。

  1. 1

    観測間隔と指数tの単位をそろえる

  2. 2

    割合ではなく倍率を式へ入れる

  3. 3

    現実に一定倍率が保たれる範囲を確認する

  4. 4

    求めた時刻の丸め方を問いに合わせる

場面
初期量100が1時間ごとに80%へ減る。50以下になる最初の整数時刻を求める。
順に考えると
量は100×0.8のt乗です。100×0.8のt乗≤50から0.8のt乗≤0.5。対数を取るとt≥log0.5/log0.8≈3.11です。観測は1時間ごとなので、条件を初めて満たす整数時刻は4時間後です。
ここが結論
約3.11時間という境界を求め、問いに合わせて4時間後と答えます。
注意

減少率20%を倍率0.20にしない

確認

確認テスト

Q1

初期量200が1日ごとに10%増えるとき、t日後の量を表す式はどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    一定倍率の事象は初期量×倍率の時刻乗で表す

  2. 2

    目標値から時刻を求めるときは対数を使う

  3. 3

    増減率を残る倍率へ正しく直す

  4. 4

    単位、整数時刻、モデルの適用範囲まで解釈する

What's New

新しいカテゴリが追加されました

  1. 日商簿記3級
  2. FP3級
  3. AWS Certified Solutions Architect - Associate
更新履歴をすべて見る