上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

対数の定義と指数表示

何乗したかを答える記号

対数は新しい計算を突然導入する記号ではなく、指数関数の問いを逆向きに読む表現です。底を何乗すると指定された数になるかを答えます。

定義

対数

教科書では
aを何乗するとbになるかを表す数cを、aを底とするbの対数といいます。
言いかえると
aのc乗=bという一つの関係を、cに注目してloga b=cと書きます。底aは正で1ではなく、真数bは正です。この条件は指数関数の値が常に正で、一対一になるために必要です。
公式

指数表示と対数表示

定義

底a、指数c、結果bの関係を、指数に注目する対数表示へ書き換える。

  • 底。a>0、a≠1
  • 真数。b>0
  • 対数の値
使うときのコツ

底はどちらの表示でもaのまま

解くコツ

loga bを見たら「aを何乗するとbか」と日本語で読みます。

図解底2、指数5、結果32の三つを指数表示と対数表示の間で対応させる図
底2は両方の式で同じ位置関係を保ち、指数5が対数の答え、結果32が真数になります。三つの役割を矢印で結び、置き換えではなく同じ関係の再表現だと示します。
手順

表示を変換する手順

  1. 1

    底として使われている数を見つける

  2. 2

    累乗した結果を真数の位置へ置く

  3. 3

    指数を対数の値として等号の右へ置く

  4. 4

    底が正で1でないか確認する

  5. 5

    真数が正か確認して元の指数表示へ戻す

要点

すぐ分かる二つの値

aの0乗=1なのでloga 1=0、aの1乗=aなのでloga a=1です。どちらも公式として別に暗記するより、指数表示へ戻すと意味を確かめられます。値が負の対数も、真数が負という意味ではありません。たとえばlog₂(1/8)=−3は2⁻³=1/8と読みます。

  1. 1

    loga 1=0

  2. 2

    loga a=1

  3. 3

    対数の値は真数そのものではなく指数

  4. 4

    真数0以下は実数の対数をもたない

場面
2の5乗=32を対数表示に直し、log3(1/9)の値も求める。
順に考えると
2の5乗=32では底2、指数5、結果32なのでlog2 32=5です。1/9は3の−2乗だからlog3(1/9)=−2です。対数の値が負でも、真数1/9は正です。
ここが結論
指数が対数の答えになる。負の対数は0と1の間の正の真数に対応します。
注意

底と真数を入れ替えない

確認

確認テスト

Q1

4の3乗=64を対数表示に直したものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    対数は底を何乗すると真数になるかを表す

  2. 2

    aのc乗=bとloga b=cは同じ関係

  3. 3

    底は正で1ではなく、真数は正

  4. 4

    指数表示へ戻すと値と条件を検算できる

What's New

新しいカテゴリが追加されました

  1. 日商簿記3級
  2. FP3級
  3. AWS Certified Solutions Architect - Associate
更新履歴をすべて見る