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イントロ

対数関数のグラフ

指数関数の座標を入れ替える

対数関数は指数関数の入力と出力を逆にした関係です。指数関数の点(x,y)を(y,x)へ移すと、直線y=xについて対称なグラフが得られます。

定義

対数関数

教科書では
a>0、a≠1のとき、y=loga xで表される関数です。
言いかえると
真数xは正なので定義域はx>0です。loga 1=0から必ず(1,0)を通り、y軸へ近づいても交わりません。底が1より大きければ増加、0と1の間なら減少します。
公式

指数関数との逆関係

同値な二つの式

対数関数の点(x,y)は、指数関数y=aのx乗の点の座標を入れ替えたもの。

  • 正で1ではない底
  • 正の真数
  • 対数の値
使うときのコツ

対応する二つのグラフは直線y=xについて対称

解くコツ

(1,0)、(a,1)、(1/a,−1)を置き、底に応じた増減で結びます。

図解y=2のx乗とy=log₂ xを直線y=xについて対称に描いたグラフ
指数関数上の(0,1)、(1,2)が、対数関数では(1,0)、(2,1)へ入れ替わります。対応点を点線で結び、直線y=xについての対称性を示します。
手順

グラフを描く手順

  1. 1

    底が1より大きいか0と1の間か確認する

  2. 2

    定義域x>0とy軸の漸近線を確認する

  3. 3

    基準点(1,0)を置く

  4. 4

    (a,1)と(1/a,−1)を置く

  5. 5

    増加または減少する滑らかな曲線で結ぶ

要点

定義域と値域が入れ替わる

指数関数の定義域は全実数、値域は正の実数です。入力と出力を逆にすると、対数関数の定義域は正の実数、値域は全実数になります。この入れ替わりがグラフの向きにも表れます。対応する点(a,1)と(1,a)も入れ替わるため、直線y=xについての対称性を座標で検算できます。

  1. 1

    対数関数の定義域はx>0

  2. 2

    値域はすべての実数

  3. 3

    y軸は漸近線

  4. 4

    底aと1/aでは増減が逆

場面
y=log2 xの主要点を指数表示から求める。
順に考えると
2の0乗=1から(1,0)、2の1乗=2から(2,1)、2の2乗=4から(4,2)、2の−1乗=1/2から(1/2,−1)です。底2は1より大きいため、これらを右上がりに結びます。
ここが結論
定義域x>0で増加し、(1,0)を通ってy軸へ近づくグラフになります。
注意

x=0をグラフに含めない

確認

確認テスト

Q1

y=log3 xのグラフについて正しいものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    対数関数は指数関数と直線y=xについて対称

  2. 2

    定義域はx>0、値域は全実数

  3. 3

    すべての基本対数関数は(1,0)を通る

  4. 4

    y軸は交わらない漸近線

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