イントロ
三角関数の加法定理
知らない角を知っている角へ分ける
75°のように基本角でない値も、45°+30°へ分けると計算できます。ただしsinやcosは角ごとに単純分配せず、二つの積の和・差になります。
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知らない角を知っている角へ分ける
75°のように基本角でない値も、45°+30°へ分けると計算できます。ただしsinやcosは角ごとに単純分配せず、二つの積の和・差になります。
正弦
sin(α±β)=sin α cos β±cos α sin β
sin側は二つの交差積を、角の外側と同じ符号で結ぶ。
余弦
cos(α±β)=cos α cos β∓sin α sin β
cos側は同種の積を結び、角の符号と逆の符号を中央に置く。
cosは中央の符号が角の符号と逆
公式を先に書き、αとβを決め、基本値を代入してから整理します。
正接
tan(α±β)=(tan α±tan β)(1∓tan α tan β)
tan αとtan βが定義され、分母1∓tan α tan βが0でないときに使う。
分母が0になる角では左辺のtanも定義されない
αとβのtanが定義されるかを確認し、分母を計算して0でないと確かめてから値を代入します。
求めたい角を基本角の和または差へ分ける
使うsin、cos、tanの公式を文字のまま書き、tanなら定義条件も確認する
αとβへ角を対応させる
各基本値と象限の符号を代入する
根号と分母を整理して値を確認する
sin(α+β)はsinα+sinβではありません。たとえばα=β=0なら偶然一致しますが、一般には単位円上の座標を回転させるためcosとの積が必要です。数値例だけで法則を作らないようにします。
sinは交差する二つの積
cosは同じ種類どうしの二つの積
cosの中央符号は角の符号と逆
tanは各値の定義と分母が0でないことを確認する
既知角へ分けられる形を探す
cos(α−β)の正しい展開はどれですか。
加法定理は角の和・差を二つの積で表す
sinは交差積、cosは同種積
cosの中央符号は角の符号と逆
tanの式は各tanと分母の定義条件を確認する
公式、角の対応、代入、整理の順で計算する