1 / 11 ブロック9%

上下にスクロールするかキーボードの上下キーを使うと、次の学習カードへ進めます。

イントロ

弧度法と扇形

角を半径と弧長の比で測る

ラジアンは円の大きさに依存せず、弧長が半径の何倍かで角を表します。この定義にすると、扇形の弧長と面積を短い式で表せます。

定義

1ラジアン

教科書では
半径rの円で、長さrの弧に対する中心角です。
言いかえると
中心角θ radに対する弧長lはrθなので、θ=l/rです。半円の弧長はπrで半径のπ倍だから180°=π radです。円の半径が変わっても比は同じです。
公式

弧度法と扇形の公式

度とラジアン

半周の対応を基準に、度数法と弧度法を変換する。

  • ラジアンで表した中心角
  • 円周率

扇形

θをラジアンで表したときの弧長lと面積S。

  • 半径
  • 弧長
  • 扇形の面積
使うときのコツ

θが度なら先にラジアンへ直す

解くコツ

角の単位を確認し、度ならπ/180を掛けてから扇形の公式へ入れます。

図解半径rと同じ長さの弧が作る1ラジアンと、一般の中心角θの扇形を示す図
左は弧長が半径と等しい1 rad、右は弧長rθの扇形です。弧と半径に同じ目印を付け、角が円の大きさではなく長さの比で決まることを示します。
手順

扇形を求める手順

  1. 1

    角の単位が度かラジアンか確認する

  2. 2

    度ならπ/180を掛けてラジアンへ直す

  3. 3

    求める量が弧長か面積かを決める

  4. 4

    半径rと角θを対応する公式へ入れる

  5. 5

    単位が長さか面積かを確認する

要点

代表角を対応で覚える

30°=π/6、45°=π/4、60°=π/3、90°=π/2です。分母は半円180°を何等分したかと結び付けると、丸暗記せずに変換できます。度からラジアンへはπ/180を掛け、ラジアンから度へは180/πを掛けます。変換後に90°とπ/2の対応より大きいか小さいかを確かめます。

  1. 1

    360°=2π rad

  2. 2

    90°=π/2 rad

  3. 3

    60°=π/3 rad

  4. 4

    45°=π/4 rad

  5. 5

    30°=π/6 rad

場面
半径6、中心角π/3の扇形の弧長と面積を求める。
順に考えると
角はすでにラジアンです。弧長はl=6×π/3=2π、面積はS=(1/2)×6²×π/3=6πです。面積では半径を二乗し、最後の単位も平方になります。
ここが結論
弧長は2π、面積は6π。角を度へ戻す必要はありません。
注意

度数をそのままθへ入れない

確認

確認テスト

Q1

120°をラジアンで表したものはどれですか。

まとめ

まとめ

  1. 1

    1 radは弧長が半径と等しい中心角

  2. 2

    180°=π radを基準に単位を変換する

  3. 3

    弧長はrθ、面積はr²θ/2

  4. 4

    扇形の公式へ入れる角はラジアン

What's New

新しいカテゴリが追加されました

  1. 日商簿記3級
  2. FP3級
  3. AWS Certified Solutions Architect - Associate
更新履歴をすべて見る